事故なく安全に!阿蘇でパラグライダーを楽しむ方法 2016.02.25 パラグライダー 阿蘇
阿蘇といえば、阿蘇山が長い年月をかけて作り上げた絶景が魅力の観光スポット。景色が綺麗であるのと同時に、丘や平地が十分にあり、パラグライダーに適した土地なんです。
高いところを飛ぶパラグライダーは事故に遭わないか心配で、なかなか勇気が出ない・・・という方もいるのではないでしょうか。でも大丈夫!パラグライダースクールでは安全を確保するために様々な対策をしています。安全に楽しむために、どのようなことが行われているのか見ていきましょう。
今回参考にするのは「阿蘇ネイチャーランド」
今回は「阿蘇ネイチャーランド」というスクールを例にとって見ていきます。こちらのスクールでは、初心者向けの「2時間コース」が体験できます。丘の上から飛び立ち、離陸やパラグライダーの扱い方を学ぶコースです。
どのように安全を確保しているの?
では、実際のツアーでは事故を防ぐためにどのようにして安全を確保しているのでしょうか?1つ1つ見ていきましょう!
パラグライダーの説明
2時間コースは、丘から飛び立つ前に平地で装備の仕組みや取り扱い方等を説明するところから始まります。いきなり高いところから飛ぶのではなく、パラグライダーの扱いに慣れるまでは安全な平地で練習するんですね。丁寧な指導を受けてからのフライトなら一層安心です!
日本ハンググライディング連盟公認のインストラクターがサポート
体験中は、日本ハンググライディング連盟公認のインストラクターさんがしっかりサポートしてくれます!
インストラクターさん達は風や地面の状態等、十分に安全な条件かどうかを見極めて判断していて、強い風が吹いている時にはフライトを中断することもあります。こう聞くと残念に思われるかもしれませんが、無茶をしないことがとっても大事なんです!
柔らかく転びにくいフィールド
自然に溢れた阿蘇山の丘を利用しているので、足場は草で覆われており、柔らかく転びにくいフィールドとなっています。万が一、落ちたり転んだりしても怪我のリスクを減らすことができます。
機材の点検
パラグライダーに使用する機材の点検も入念に行っています!体験フライトとはいえ、高低差30mほど飛ぶことがありますので、万が一機材に問題があり、落ちたりした場合は、怪我をする可能性も無いとは言い切れません。
自分たちでできること
インストラクターさんが安全を確保してくれるとはいえ、自分たちでできる安全対策もしっかりしておきましょう!
滑りにくく、足首を守るような運動に適した靴を履く
自然で行うアクティビティなので、滑りにくく運動に適した靴を履きましょう。着陸の際足首をくじく可能性もありますので、足首を覆うトレッキングシューズなどが望ましいです。(もちろん、なければ普通の運動用スニーカーでもOK。)
甲が大きく空いた靴やヒール、スポーツサンダルなどは危険なので、絶対に控えておきましょう。
長袖・長ズボンを着用する
パラグライダーに使用している紐などが引っかかった際に摩擦で火傷をする可能性がありますので、動きやすいトレーナーなど長袖・長ズボンを着用しましょう。
体調に不安がある場合は無理をせず、相談する
せっかく前々から予約して、楽しみにしていたのに体調が優れない・・・なんてこともあるかと思います。
しかし、自然を相手としたアクティビティなので、体調に不安がある場合はきちんと相談し、中止にするのも大切なことです。
もちろん、ツアー前の飲酒も危険なので、前日は程々にしてしっかり休んで万全の体調で楽しみましょう。
インストラクターの指示をよく聞く
当たり前のことですが、インストラクターの言うことを聞かず、身勝手な行動をとれば事故の可能性は高くなります。インストラクターの指示をよく聞き、ツアーを安全に楽しみましょう。
■ 基本情報
・名称:阿蘇ネイチャーランド
・住所:熊本県阿蘇市内牧1092-1
・アクセス:熊本インターより車で約1時間
・営業時間:[3月~10月]9時~18時 [11月~2月]9時~17時
・定休日:木曜日(祝日営業)
・料金:4,860円~
以上、パラグライダーでの安全確保についてでした!スクールの方で安全に楽しめるよう十分な対策はしてもらえますが、自分でもできることをやっていけばより一層安心です。
さて、アウトドアレジャー専門サイト「そとあそび」では、阿蘇のパラグライダースクールをより詳しくご紹介しています。ぜひチェックしてみてください!
(編集部注*2015年12月22日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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