ニュージーランドで釣り上げられた正体不明の透明な生物「オオサルパ」が世界中で話題に 2015.08.19 スキューバダイビング
オオサルパ飼いたい! pic.twitter.com/erySCTtvDh
— かいつるまる らん (@usg0412) 2015, 4月 29
ニュージランドで釣りをしていた親子が正体不明の透明な生物を釣り上げ、ネット上に写真を投稿したところ、瞬く間に世界中で話題となったこちらの生物。
触った感じは「ぷるんぷるん」のゼリーのようで、クラゲの一種ではないかと噂されていました。
この写真を見た水族館の研究員デボラ・クラックネル氏は、この透明な生物の正体を「オオサルパ」だと推測しています。
オオサルパとは
オオサルパとは尾索動物(びさくどうぶつ)の一種でタリア網サルパ目サルパ科に属するホヤのような浮遊生物。ゼラチン状の体と入水孔と出水孔を持っており、海を浮遊しています。
子供たちが小さな顔で一生懸命大きな口を開けて合唱してる様はまるで...ホヤの赤ちゃん pic.twitter.com/gJDLTKMLaz
— L∪NA@インク沼沈下中 (@inkpeninkpen) 2016年2月19日
ホヤ自体は種類いるけど、通常食用になるのはマボヤさん pic.twitter.com/op5iaBsDbe
— [Kiko2]Galena (@Kiko2Galena) 2015, 7月 4
↑成長したホヤ。食用となるものもあり、三陸地方や北海道などで食べられています。
また、オオサルパは単独でいるときと連結しているときがあり、釣り上げられたオオサルパは単独で浮遊していたものだと推測されています。
ちなみにオオサルパの別名は「サルパ・マッジョーレ」。
日本でも見れる!オオサルパの生息地
オオサルパは主に冷たい北極の海に多く生息しています。しかし、温暖な海域には生息出来ないわけではなく、日本近海(沖縄を含む!)でもその姿を目にすることが出来ます。
オオサルパを見つけるなら
オオサルパを見つけるなら海に潜るのが一番!初心者で、泳げなくてもガイド付きのツアーならスキューバダイビングを楽しむことができます。
実際海に潜ってみると、オオサルパの他にも珍しい、見たことがないような生物も発見できるかも!
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