関西エリアの洞窟探検・ケイビング!服装や持ち物はどうしたらいい? 2016.07.08 ケイビング・洞窟探検 関西・近畿
総延長約10020メートルで日本第3位の長さを誇る滋賀県の河内風穴(かわちふうけつ)をはじめ、洞窟内に不動明王が祀られている奈良県の不動窟(ふどうくつ)鍾乳洞、カラフルにライトアップされた五代松(ごよまつ)鍾乳洞など、関西エリアには見どころの多い洞窟が点在しています。
こうした洞窟では初心者やお子様も楽しめるケイビングツアーが開催されていますが、いざ参加する時の服装や持ち物は迷ってしまうもの。
今回は、関西の洞窟探検・ケイビングツアーに参加する際の基本的な服装と持ち物についてご案内します。
ケイビングスーツやヘルメット、ヘッドランプなどの標準装備
薄暗い自然のままのゴツゴツした洞窟内を探索し、時には這いつくばったりして泥だらけになるのが、ケイビング。
地下水が染み出していたり、水が溜まって地底湖を形成している洞窟も少なからず存在します。汚れるのはもちろん、全身ずぶ濡れになってもOKなケイビングスーツ(ウェットスーツ)を着用すれば、防水性やクッション性にも優れ、快適かつ安全にケイビングを楽しむことができるでしょう!
関西だけでなく、全国各地で開催されているケイビングツアーでは、ケイビングスーツやヘルメット、ヘッドランプといった標準装備が予めツアー料金に組み込まれているため、身軽に参加できて大変便利です。
濡れた地面は滑りやすいので、滑りにくいフェルト底のシューズやウェットシューズ、ケイビング専用のゴム長靴を無料でレンタルしてくれるツアー会社もあります。
防寒対策や怪我防止に必要なものは?
例えば河内風穴では洞内の温度が一年を通して12~13度で、夏は涼しく冬は暖かですが、やはり防寒対策は欠かせません。
ウェットスーツの下に着るTシャツは、保温効果の高い化繊のもの、できれば速乾性のあるドライシャツやラッシュガードを選ぶと良いでしょう。綿素材のTシャツは濡れると動きづらくなってしまう他、体温を奪われてしまうので、避けたほうが無難です。
もちろん水着も必須アイテム。ケイビングツアーでは地底湖などで泳ぐこともあり、事前に水着を着用してくれば、着替えが楽になります。水着をお持ちでなければ下着でも参加可能ですが、その際は替えの下着をお忘れなく!
また、ケイビングスイムが含まれたプログラムでは、潜水や水中観察する時の透明のレンズのスイミングゴーグルも必須です。さらには鋭い岩や泥から手を保護するため、手袋や軍手も必要になります。
お尻を保護する短パンや肘や膝を守るサポーターなど、あるとベターな持ち物は?
お尻を保護する短パンまたはサーフパンツもあるとベターでしょう。洞窟の中で遊ぶうちに汚れやり破れたりする可能性がありますので、持参する場合は、そうなっても良いものを選びましょう。
身体を拭くタオルや濡れた下着などを入れるビニール袋、汚れても構わないリュックサックの他、ランチを持込可能の場合は、自然の中でも食べられる手頃なお弁当やサンドイッチを持参しましょう。ランチはビニールで包む等簡単な防水をするのもお忘れなく。
カメラの損傷については自己責任となりますが、カメラを持込できるツアーでは、防水・防塵カメラを持参するのが理想的です。
ケイブスイミングも!関西のバラエティ豊かなケイビングツアーは「そとあそび」で!
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、ケイビングにシャワークライミング、ロッククライミングも楽しめる「自然派企画 ケイビング滋賀コース」(3月から12月まで開催。7月から9月は休催)、地下水の流れる神秘的な鍾乳洞でケイブスイミングもできる「自然派企画 ケイブスイミング奈良コース」(3月から12月まで開催)など、関西エリアのバラエティ豊かなケイビングツアーの情報を掲載しております。
あなたも関西のケイビングツアーで大自然の素晴らしさを体感してみませんか?
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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