グルメに絶景…魅力いっぱいの明石のイチオシ観光スポット20選! 2019.06.22 明石・神戸
兵庫県の南に位置する明石市は、瀬戸内海に面しているため海の幸に恵まれた、近畿エリア屈指のグルメスポット。
“源氏物語”に登場する舞台としても有名な明石には歴史的な名所が多く、観光にも事欠きません。
今回は、明石のおすすめ観光スポットやグルメ情報などをご紹介。ぜひ、心もお腹も満たされる明石旅行を楽しんでみては?
【目次】
■ここは外せない!定番観光スポット
- 1.明石公園
- 2.明石城跡
- 3.明石市立天文科学館
- 4.大蔵海岸
- 5.林崎・松江海水浴場
- 6.魚の棚(うおんたな)商店街
■歴史を感じる名スポット!神社とお寺
- 7.柿本(かきのもと)神社
- 8.住吉神社
- 9.岩屋神社
- 10.無量光寺(むりょうこうじ)
- 11.月照寺
- 12.本松寺(ほんしょうじ)
■明石といえば!人気の明石焼き店
- 13.ふなまち
- 14.たこ磯
- 15.泉屋
■明石といえばこちらも!名店ぞろいの寿司店
- 16.希凛
- 17.菊水鮓西店(きくすいずしにしみせ)
- 18.鮨 匠(たくみ)
■自然の中で遊ぼう!明石周辺のおすすめアクティビティ
- 19.ホーストレッキング(乗馬)
- 20.シャワークライミング
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ここは外せない!定番観光スポット
明石海峡に面した明石市には、海水浴や絶景を楽しめるビーチや明石城を望む公園や海の幸を楽しめる商店街など、1日中楽しめる観光スポットが盛りだくさん!
ファミリーやカップル、友人と訪れても楽しめること間違いなしですよ。
1.自然の中でリフレッシュできる「明石公園」
「明石公園」は、明石城跡を囲むようにして造られた都市公園。
自然の豊かな公園で、園内には約1,000本ものソメイヨシノが植えられており、春には多くの観光客が訪れる桜の名所としても有名です。その景観の美しさは、“さくら名所100選の地”にも選ばれるほど。
ほかにも運動場や子供向け遊具のある広場、ボート遊びが楽しめる“剛ノ池”など園内にはさまざまな施設があり、自然の中でゆったりと過ごしたい人にはおすすめのスポットです。
- 兵庫県明石市明石公園1-27
- 078-912-7600(公益財団法人 兵庫県園芸・公園協会)
・営業時間:
・料金:入園無料 ※有料施設あり
2.重要文化財の櫓に入れる!「明石城跡」
明石公園の敷地内にある「明石城」は、1619年頃に作られたとされている歴史ある城。現在も天守台や櫓(やぐら)は残されており、その姿を見ることができます。
櫓はもともと4棟ありましたが、現在残っているのは坤櫓(ひつじさるやぐら)と巽櫓(たつみやぐら)の2棟のみ。その歴史の深さと素晴らしい様相から、国の重要文化財にも指定されています。
櫓は1階のみ一般公開されており、坤櫓は奇数月、巽櫓は偶数月に拝観することが可能。今年で築城400年を迎える歴史深い明石城を、ぜひ実際に見てみてください。
- 兵庫県明石市明石公園1-27
- 078-918-5080(明石観光協会)
・営業時間:(櫓の公開時間)10:00~16:00
・料金:無料
3.日本標準時間を刻む大時計のある「明石市立天文科学館」
明石は“日本標準時子午線”と定められている東経135度に位置している“子午線のまち”としても有名。「明石市立天文科学館」は、日本の標準時間を刻む大時計が設置されているスポットです。
館内には大時計のほかにも、高さ地上54mの展望塔や大型プラネタリウム、楽しみながら学べるよう工夫された子供向けの展示もあり、家族連れにもおすすめ。オリジナルキャラクターの“軌道星ジゴセンジャー”のヒーローショーも必見です!
- 兵庫県明石市人丸町2-6
- 078-919-5000
・営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
・料金:大人700円、高校生以下無料
4.明石海峡大橋と淡路島を望む「大蔵海岸」
明石海峡に面した「大蔵海岸」は、「明石海峡大橋」とその先につながる淡路大島を一望できる、ロケーション良さが魅力の海岸。
海水浴場はもちろん、バーベキューサイトや多目的広場も完備。11種類の遊具が楽しめる“こども広場”もあるため、子供連れの家族旅行にもぴったり。
夜には明石海峡大橋のライトアップを眺められるので、夜に海岸を散歩するのもおすすめです。水面に虹色の光が反射する様は絶景ですよ!
- 兵庫県明石市大蔵海岸通
- 078-914-7255(大蔵海岸公園管理事務所)
・営業時間:(駐車場入庫時間)5:00~23:00
・料金:利用施設により異なる(入場無料) ※駐車場は有料
5.ロマンチックなサンセットタイムを過ごせる「林崎・松江海水浴場」
「林崎・松江海水浴場」は、白い砂浜と青く澄んだ海の美しいビーチ。その景観の美しさから、海水浴シーズンには遠方からも多くの人が訪れます。遠浅なので、小さな子供や泳ぎに自信がない人でも安心して楽しめるビーチです。
水平線に沈む美しい夕日が望めるサンセットスポットとしても知られており、デートにもうってつけのスポット。あたり一面オレンジ色に染まった海岸で、2人だけのロマンチックなひと時を過ごしてみては?
- 兵庫県明石市林崎町3丁目地先
- 078-911-4971(明石松江海水浴場組合)
・営業時間:8:00~18:00(海の家営業時間)
・料金:無料
6.瀬戸内海の豊富な海の幸がいっぱい!「魚の棚商店街」
JR神戸線「明石」駅から徒歩3分の場所にあるアーケード街「魚の棚(うおんたな)商店街」。軒を連ねる約100店舗のほとんどが鮮魚店という、海の幸の宝庫と呼ぶべき商店街です。
明石といえば、明石鯛や明石タコが有名。ほかにも、明石漁港から水揚げされた“前もの”と呼ばれる新鮮な魚介類や、練り物や乾物などの海鮮を使った加工品も多く並んでいます。食べ歩きを楽しむのにも、おみやげを探すのにもぴったりのスポット!
営業時間は店舗により異なりますが、夕方には閉店してしまう店が多いので、早めの時間に訪れるのがおすすめです。
- 兵庫県明石市本町1丁目
- 078-911-9666(魚の棚商店街事務所)
・営業時間:店舗により異なる
歴史を感じる名スポット!神社とお寺
“源氏物語”や“日本書記”にも記されるほど、長い歴史を持つ明石。1619年に築かれた「明石城」のほかにも、歴史深いスポットが多く存在します。
ここからは、歴史を感じられる神社・お寺をご紹介!美しい景観と厳かな雰囲気に癒やされること間違いなしですよ。
7.万葉集の歌人が祀られた「柿本(かきのもと)神社」
「柿本神社」は飛鳥時代に宮廷に伝えていた歌人・柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)公の祀られた神社。
かつて明石城主であった小笠原忠政公が、人麻呂公を崇敬していたためこの地に祀られたといわれており、境内には万葉集にも載せられている歌が刻まれた石碑が置かれています。
人麻呂公の歌には妻に捧げたものが多く、愛妻家であったことが伺えることから夫婦和合の神様ともされています。盲杖桜(もうじょうさくら)や八房梅(やつふさのうめ)など季節の花を楽しむこともできるので、デートで訪れてみてはいかがでしょう?
- 兵庫県明石市人丸町1-26
- 078-911-3930
・営業時間:9:00~17:00(諸祈願受付・授与品受付は16:30まで)
8.2,000株の美しいアジサイは必見!「住吉神社」
「住吉神社」は海路の神が祀られ、海上安全のご利益があるとされている神社。港町として栄えてきた明石では、年間を通して多くの市民が祈願に訪れるスポットです。
境内にあるトウカエデは一見2本ですが、根元では1本に繋がっている“連理”と呼ばれる珍しい木。古くから仲睦まじい夫婦に例えられてきたため、縁結び・夫婦円満のご利益があるともいわれています。
6〜7月の梅雨時期には、境内に植えられた20品種2,000株のアジサイが花を開かせます。毎年6月には“あじさいまつり”が開催され、能舞台でのパフォーマンスや、地域の名産品の販売などが行われます。ぜひ足を運んでみてください。
- 兵庫県明石市魚住町中尾1031
- 078-946-0417
・あじさい祭り:2019年6月23日10:00〜
9.明石の伝統“おしゃたか舟神事”は必見!「岩屋神社」
「岩屋神社」は、なんと1870年以上も続く由緒ある神社。境内には、光源氏が月見をしたとされる“光源氏月見の松”と名付けられた立派な松が植えられています。
明石の海上安全を祈願し、7月に海上で行われる“おしゃたか舟神事”では、岩屋神社の御殿にて祭典が執り行われます。“おしゃたか”は「神様がおじゃった(おいでになった)」という方言由来の言葉で、おしゃたか舟神事は明石市の“無形民俗文化財”にも指定されています。
漁協の青年たちが勢いよく「おしゃったか!」と唱えながら立ち泳ぎで舟を飛ばし、海上を進んでいく様はまさに圧巻!ぜひ、実際に見てみてくださいね。
- 兵庫県明石市材木町8-10
- 078-911-3247
・おしゃたか舟神事:2019年7月21日10:00〜
10.源氏物語に登場する屋敷のモデルともいわれている「無量光寺」
「無量光寺(むりょうこうじ)」は、源氏物語の光源氏の屋敷として登場する“浜の館”のモデルになったといわれる寺。門前にある細い道は、作中に出てくる“蔦の細道”という光源氏が“明石の君”に会うために通った道とされています。
1945年の神戸大空襲により全山焼失してしまいましたが、名作家・左甚五郎氏が作ったとされる彫刻のある山門だけは焼失を免れ、現在も残されています。その美しい姿は一見の価値あり!
- 兵庫県明石市大観町10-11
- 078-912-8839
11.歴史好きなら立ち寄りたい!「月照寺」
「月照寺」は、「明石市立天文科学館」のそばにある曹洞宗のお寺。JR神戸線「明石」駅から山陽電気鉄道本線「人丸前」駅を結ぶ“時の道”と呼ばれる通りにあります。
月照寺の山門は、かつて「伏見城」と「明石城」の城門として二役を果たした後、月照寺に移されたもの。現在は豊臣秀吉建立の歴史を残す山門として、“明石市指定文化財”に指定されています。
境内には安産祈願のご利益のある“子安千体地蔵尊”や、視力の弱い人を救うとされる“ふれ愛観音”、月照寺の鎮守神である柿本人麿にちなんだ“人丸観音”など、美しいご尊像があります。ぜひ境内を散歩してみてください。
- 兵庫県明石市人丸町1-29
- 078-911-4947
12.宮本武蔵作の庭園が見られる「本松寺(ほんしょうじ)」
“時の道”の途中にある日蓮宗のお寺、「本松寺(ほんしょうじ)」。開山400年の歴史を持ち、心に寄り添うお寺としてカウンセリング活動に力を入れているお寺です。
境内にはなんと、かの有名な宮本武蔵が作ったとされる枯山水の庭園が!1618年、明石藩主である小笠原忠真の客分として明石に迎えられた武蔵は、明石城の築城が始まるとともに作庭の才能を発揮し、明石城の樹木屋敷やこの本松寺の庭園を作ったといわれています。
石組みは小振りですが、平面構成を重視し、視点によって変化を楽しめるまとまりのよさは絶妙な美しさ。ぜひ、庭園を眺めながら歴史に想いを馳せてみてください。
- 兵庫県明石市上ノ丸1-17-18
- 078-912-6800
・営業時間:(電話対応時間)7:30〜21:00
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