ハイキングやトレッキング、初心者が気をつけるべき持ち物とは!? 2016.08.26 トレッキング
「自然を楽しみたい!」と思ったら、ハイキングやトレッキングなら気軽に行けるイメージがありますよね?
でも山は、天気が変わりやすかったり日没後はすぐ暗くなってしまったりするもの。だから準備も重要なんです!今回は、山に入ることに慣れていない初心者向けの、ハイキング・トレッキングに必要な持ち物を紹介します♪
ハイキングとトレッキングの違い
ハイキングやトレッキングと聞くと、その区別がつかない方も多いのではないでしょうか?実は、似たようで、楽しみ方に少し違いがあるのです!
ハイキングは歩く事そのものを楽しむというイメージ。歩く場所はまちまちで林の中や湖畔など自然の中を歩くもよし、見知らぬ土地だったり、都会の中を新しい発見を求めて歩く、なんていうのもハイキングには含まれます。
一方、トレッキングは山の山頂までいくことを目的としない、山歩きのことを言います。道無き道を突き進んでいったり、山の中に入って気が向くままに野鳥観察、なんていうのもトレッキングの楽しみ方の一つ。
初心者にとっては、厳密にどちらをやっているかを明確にするよりも、まずは自分が好きな風に歩いてみる、楽しんでみるのがいいですよ!
ハイキングやトレッキングに必要なものは??
いざハイキング、トレッキングに挑戦!と思っても、何が必要なんだろう?と疑問が浮かびますよね。ハイキングというと、簡単に歩くだけなら普段と同じ格好で良さそうに思えたり、トレッキングというと、知らないから何を準備したらいいのかわからなかったり…
そこで、始めるにあたって気をつけたほうがいい持ち物や、注意点を紹介します。
なお、あなたが行く場所の環境や距離、歩く時間などによって、多少装備は変わってきます。例えば、雪が残る山を歩くなら、冬でなくても、アイゼン(滑り止めに靴底に装着する金属製の爪)は用意しておくなどです。
一番大事!!シューズ
まず、シューズに関してですが、足首を保護できるハイカットのブーツか、軽くて歩きやすいスニーカーという二つの選択肢が上げられます。たとえば、山の中でも舗装された道を歩いたり、都会の中を歩いたりする場合には歩きやすいスニーカータイプがいいでしょう。
ですが、険しい山道だったり、大きな石がごろごろしているような環境を歩く際には、やはり足がしっかりと保護されていて、十分にサポートしてくれる靴がいいので、ブーツタイプがいいでしょう。
どちらにしても、ハイキング・トレッキング・登山などの歩く専用のものを着用するのがおすすめです!やはり普段使いの靴とは足の疲れ方が違います。
パンツ、シャツ、ジャケットなど
これらに関しては共通して言えることがあります。ポイントとしては、
・軽さ
・乾きやすさ
・通気性の良さ
・動きやすさ
この4つです。この4つを満たしていて、あなたが気に入ったものがあれば、ぜひ購入して一緒に歩きに出てみてください!気分も乗って、楽しい時間を過ごせるはずです!
ひとたび森や草むらに入れば、そこは虫の宝庫です。人間にとって害虫である蚊や近年話題になっているマダニなどに刺されることの無いよう、虫に刺されない対策をしていきましょう!
まずは、肌の露出を避け、長袖・長ズボンを着用することです。蚊やマダニは黒っぽいので、どちらかというと明るめの色の方が見つけやすいですよ!
アウタージャケットに関しては防風防水性・透湿通気性に優れているものがいいです。防水性と透湿性については相反する言葉のように聞こえますが、雨や雪をはじき、汗をかいたら外へ逃がすという高機能のアウターも販売されています!
防風性と防水性を備えたシェル素材というものがあります。専門店では「ハードシェル」「ソフトシェル」「ライトシェル」といった文言を目にするかもしれません。
初心者の場合、春~秋に行くと思いますが、この時期は透湿通気性を優先した薄手のアウターがぴったり!フード付きなら小雨にも対応できて便利です。
なお、レインウェアも必ず携帯してください。大雨の場合はやはりレインウェアが必要です。晴れていても山の天気は変わりやすいので突然の雨に気を付けてください!
帽子、日焼け止め
紫外線量は標高が100m上がるごとに1%増すと言われています...ということは、1,000mでは10%も!!山は意外と紫外線が強いのです。日焼け止めをしっかり塗って、帽子やサングラスを着用しましょう!
水筒
歩くと、気づかないうちにたくさん汗をかいてどんどん水分を失います。スポーツドリンクやお茶を水筒に入れ、持って行って、喉が乾く前にこまめに水分補給が大切です。また、水を1本もっておくといいです。怪我をしたときなど傷口を洗うのにあるといいです。
アメなどの行動食
クタクタに疲れてしまう前に、適度に休憩をはさみましょう!アメやチョコレートなどは持ち運びに邪魔にならないですし、糖分はすぐにパワーの源になるのでおすすめです。
充電満タンの携帯電話(バッテリー)
意外かもしれませんが、ぜひお勧めしたいのが、満タンに充電された携帯電話(もしくは、バッテリー)です!
山に行くのだから忙しい日常から解放されたいというのもわかります。ですが、何か緊急事態が起こったりしたときに、携帯電話があるだけで助かるかもしれません。ぜひ、しっかりと充電をして持って行きましょう!
靴ひも
一本用意しておくと安心なのが、靴ひもです!
普段はあまり気にしたことのない方が多いと思いますが、登り降りで負荷のかかる山歩きでは、靴ひもが切れやすくなります。靴ひもが切れた状態で足を踏み外しては一大事!一本、替えの靴ひもを持参しておきましょう。
ヘッドライト
自然を楽しむハイキングやトレッキングでは、街灯の光は無いところがほとんどです。
初心者の場合、ペース配分やスケジュールの感覚が未熟なため、気付いたら日が傾いていたなんてこともあるかもしれません!森の中では昼間でも薄暗いですが、日没後は真っ暗になります!
登山用のものに越したことはありませんが、はじめは一般的なもので構わないので持っていきましょう。懐中電灯でもいいのですが、両手を自由に使えるのでヘッドライトの方がいいでしょう。ホームセンターなどでは1,000円未満から買えます。一つ持っておくと安心です。
地図とコンパス
地図は旅に出るときの必須アイテムです!ガイドブックなどがあれば、ぜひそれも持っていきましょう!きちんと整備されたハイキングコースを歩くのならいいでしょうが、山道で何も持たずに出るのは遭難の危険性があります。
ザック/リュック
手に荷物を持たなくていいように、ザックにまとめて持ち運びします。これはケガの予防に重要です!素材は、防水性の高いもので、軽くて疲れにくいものを選ぶのがポイントです!
荷物の入れ方については、潰れてしまうのでつい下に重いものを詰めてしまいがちですが、逆がおすすめです!下に軽いもの、上に重いものを詰めると、背負ったときにとても軽く感じます!ぜひ一度試してみてください。
そのほか大切なもの
あとは、ハイキングやトレッキングを楽しむあなた自身が持っていきたいもの、必要だと感じるものを持っていくといいでしょう。
例えば、応急処置セット(絆創膏など)、お弁当など。写真が好きな方はカメラを持って行ったり、読書が好きな方は本を持って行って山の中の木陰で読書、なんていうのも気持ちが良いかもしれませんね!
天気確認
事前に天気予報を確認しておくことも大切です!雨ならばなるべく初心者は避けた方がいいでしょう。しかし降水確率が低いときなどは、せっかくの予定を変更するのは悩みますよね?
歩く予定のルート上に沢などがある場合は、増水や鉄砲水の危険性もありますから、ルートを変更した方がいいかもしれません。また、足元がぬかるんで滑りやすくなっているため、靴の防水対策は万全にしておきましょう!
登山道では、まれに小川のように水が集まってしまうことがあります。注意して入山してください。
初心者におすすめ!ガイド付き自然観察ツアー
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■基本情報
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・集合場所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川67 知床オプショナルツアーズ事務所
・所要時間:約1時間45分~
・対象年齢:小学生以上~
・料金:2,500円~
初心者におすすめ!いきなり本格的なアウトドア体験
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踏み跡がないルートをトレッキングしながら、プチベースキャンプを設置し、パックラフトという軽量カヌーに乗って湖や川へも繰り出します!季節の草花のレクチャーや野遊び、ガイド手作りのホットサンドを楽しんだり、のんびりとハンモックに揺られたり...。
ガイドさんがいるから安心して自然を満喫できます!今後、自分で計画するハイキングやトレッキングの楽しみ方にも広がっていきますよ♪
■基本情報
・名称:キャンプノース・アウトドアサポート 清里 パックラフトツアー
・集合場所:山梨県北杜市高根町清里3545 萌木の村 八ヶ岳アウトドアアクティヴィティーズ事務所前(ホール・オブ・ホールズ付近)
・所要時間:約7時間
・対象年齢:小学生以上
・開催期間:通年
・料金:9,000円~
トレッキング・ハイキングを楽しもう♪
今回は持ち物、という点に注目してハイキングとトレッキングを紹介してみました!いかがでしたでしょうか?誰でも気軽に始めることができるスポーツではありますが、危険が伴うことも確かです。事前準備や、調査をしっかりとして、楽しく歩いてきてくださいね!
自分だけで準備や調査をするのは大変ですが、アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」には、全国各地のハイキング・トレッキングツアーを紹介しています!ぜひチェックしてみてくださいね!
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(編集部注*2015年7月29日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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