阿蘇山は実は◯◯!?アクティビティの宝庫・阿蘇での登山の魅力 2015.08.31 阿蘇
阿蘇山が実は「日本百名山」ということ、ご存知でした?
「日本百名山」とは、文筆家で登山家でもあった深田久弥が著した山岳随筆です。その随筆に掲載されている山々は、登山を好きな人たちにとって「いつか登りたい憧れの山」になっています。深田久弥が「日本百名山」を選んだ3つの選考基準は
- 品格
- 歴史
- 個性
と言われており、併せて「深田久弥自身が実際に登った標高1,500m以上の山」であるのが条件とされています。
幼少期から数々の山に登って、山の様々な魅力を五感で感じてきた深田久弥が選んだ渾身の「100選」に選ばれている阿蘇山。そんな話を聞くと、草千里や火口にスポットが当たりがちな阿蘇山のイメージが変わりますよね。
今回は、そんな登山する山「阿蘇山」の魅力を紹介します。
阿蘇の最高峰・高岳
【阿蘇山12】
阿蘇五岳最高峰、高岳山頂(1592m)へ到着♪その向こうには中岳があり、更に向こうの火口からは噴煙がモクモクと上がっています…
地球は生きていると実感しました。 pic.twitter.com/nV4tT4Gz8O— しろうま (@1224okachan) March 4, 2015
実は「阿蘇山」という名前は、「阿蘇五岳(高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳の総称)」と呼ばれる高い山々の総称なんです。そしてその「阿蘇五岳」の最高峰は、この「高岳」です。
この「高岳」への登山口は、阿蘇山の火口に上がっていくロープウェイとは反対の方向にある仙酔峡ロープウェイ(ロープウェイ自体は10年以上運休しているそう)にあります。高岳山頂へのアクセスの過程は、ゴツゴツとした岩が転がる道との戦いです。しかし、それと同時に遮るものの無い開放感のある尾根からは、阿蘇の雄大な景色が思う存分楽しむことができます。
ここで阿蘇の山々を登る上での共通の注意点。それは活火山である阿蘇山にはつきものの「火山性ガス」です。阿蘇山界隈の登山では常にこの「火山性ガスの危険性」がありますので、予報などを事前にチェックし注意して登りましょう。
阿蘇山火口により近い・中岳
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「中岳」へは「高岳」から尾根沿いに約30分ほどの行程を進みます。この過程で望める展望も、遮るものが一切無い素晴らしいもので充実の稜線歩きが楽しめます。また阿蘇の山々の特徴である噴煙も各所で望むことができます。
「中岳」と「高岳」はセットで登る人が多いようです。この2つの頂上をつなぐ稜線では素晴らしい展望を楽しむことができます。
ギザギザ頭・根子岳
阿蘇山・根子岳、高岳、中岳 pic.twitter.com/GAZQAuerWr
— Tomo (@asotomo) April 30, 2016
「ねこだけ」と読みます。
ネーミングの由来は、「猫」からきているそうです。神様が怒ったために山の形がギザギザになったという伝説があり、その姿が猫の形に似ていたから、と言われています。阿蘇をドライブしているとその特徴的な形からよく目に入る山ですね。
根子岳は一般的な登山コースとして、「菅平牧場登山口から登る大戸尾根コース」と「ヤカタガウド登山口から登るヤカタガウドコース」があるそうですが、後者の「ヤカタガウドコース」は現在、豪雨の影響で登れません。ですので根子岳の登山コースは「大戸越コース」を選びましょう。
この根子岳ではたくさんの花々と、雄大にそびえ立つ「天狗峰」の展望に迎えられることでしょう。
阿蘇には癒やしが満載
阿蘇にいるとたとえ山に登っていなくても周りにたくさんの緑を感じることができますし、目線を上に上げなくても目の前に広がる青空はとても大きく広がっています。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、そんな阿蘇の緑や大空を楽しめるツアーをご紹介しています。以下の記事が参考になると思います。
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