カルデラだけじゃない!熊本阿蘇の観光スポット11選 2016.02.29 阿蘇
「阿蘇といえば?」「カルデラ!」という答えがほとんどの日本人から聞かれることでしょう。それくらい「阿蘇=カルデラ」という人々の認識は強烈です。教科書なんかでもお馴染みなので、そうなってしまうことも納得です。
九州の大自然、そのど真ん中に位置する阿蘇。もちろん、カルデラの他にも様々な自然の観光地や文化の発信地があります。
関連記事:阿蘇山だけじゃない!訪れる人を魅了する神秘的な阿蘇の観光スポット
このOutfitterでも上記の記事でカルデラ以外の阿蘇の魅力を紹介させていただきましたが、今回はまだまだ紹介しきれない阿蘇の魅力を紹介していこうかと思います。
1.ラピュタの道
熊本県阿蘇市の外輪山にあるこの「ラピュタの道」。そのネーミングの由来についての説明はおそらく蛇足でしょう。ジブリの名作「天空の城のラピュタ」です。
雲海が広がる日に見えるこの風景はまさに「天空の道」ですね。
阿蘇山から方角的には北西に位置する「ラピュタの道」へのアクセスは車がメインになりそうです。熊本市内からだと県道23号から県道339号(ミルクロード)へ向かいます。そのままずっと北上すると右折する道がありますのでそこからアクセスしましょう。
2.南阿蘇トロッコ列車
南阿蘇の持つ清涼感を体全体で感じられるのが、この「南阿蘇トロッコ列車」です。トロッコ列車内から望める風景は緑、川、鉄橋、トンネルと様々。
窓などの仕切りの無い客車へ南阿蘇の涼しい空気が吹き込み、川と並走しながら走るポイントでは涼しい風と音に癒されます。
一番最初に訪れるビューポイントで、最もエキサイティングでもある「白川第一鉄橋」は白川大渓谷に架かる高さ68メートルの大きな鉄橋です。列車のスピードが緩まるこのポイントでは白川大渓谷の美しさと、ちょっとばかりのスリルを楽しむことができます。
■基本情報
TEL:0967-62-0058
運賃:
おとな 初乗り170円 最大480円
こども 初乗り90円 最大240円
一日フリー乗車券 1,000円
定期運行日:3/1~11/30の期間中の毎週土・日・休日
3.高森湧水トンネル公園
夏に訪れるにはうってつけなのが「高森湧水トンネル公園」。適度な暗闇の中で、流れる水の音と暖かな光を放つ照明が心地よい清涼感を与えてくれます。
高千穂線のトンネルとして掘削された坑道が湧水流出で廃止になり、その場所を公園として利用している長さ2,055メートルある高森湧水トンネル公園。
入り口から奥に入っていけばいくほど体感温度が下がっていきますので夏の日の暑さを忘れさせてくれるでしょう。
阿蘇の高森地区にあるこの高森湧水トンネル公園は、前述している「南阿蘇トロッコ列車」の始発&終着駅にもなってますので、「南阿蘇トロッコ列車」に乗る前、または乗った後などに立ち寄ると効率が良いと思います。
■基本情報
TEL:0967-62-3331
住所:熊本県阿蘇郡高森町大字高森1034-2
開演時間:4月~10月ー9:00~18:00、11月〜3月ー9:00~17:00、7〜8月:9:00~19:00
4.阿蘇ファームランド
この記事で最初に紹介した「ラピュタロード」と「阿蘇山」の間あたりに位置するのがこの「阿蘇ファームランド」です。
「健康の専門家が作ったテーマパーク」というコンセプトを掲げるこのテーマパークは、様々な癒やしを温泉、運動、食事、宿泊、ショッピングを通じて感じることができます。
癒やしをテーマにしたテーマパークって珍しいですよね。子供も大人も満足のスポットです。
■基本情報
住所: 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5579-3
営業時間: 午前7:00~午後10:00
定休日: 年中無休
TEL: 0967-67-2100(施設)、0967-67-2323(宿泊)
5.南阿蘇ルナ天文台
南阿蘇ルナ天文台では「星のコンシェルジュ」と呼ばれる星空案内人による星空ツアーを楽しむことができます。
口径82㎝という九州最大の反射望遠鏡を持つ南阿蘇ルナ天文台。加えて天の川やスバルをもっとも美しく見せてくれる141mm天体双眼鏡などもあり、天体に合わせて最適な望遠鏡で観察ができます。豪華ですね。
■基本情報
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川1810
TEL:0967-62-3006
開館時間:20:30〜22:30(毎夜)
休館日:毎週水曜日 ※春休み、GW、夏休み、冬休み、と学校の休日には開館
入館料:中学生以上1000円、小学生500円、幼児300円 <団体15名以上> 中学生以上800円、小学生400円、幼児200円
※完全予約制との事なので事前にTELにて予約しましょう!
6.阿蘇神社
全国におよそ500ある阿蘇神社の総本社です。境内には願いを叶えてくれる「願かけの石」縁結びの「高砂の松」があります。参道が拝殿ではなく阿蘇山に向かって伸びています。
自然ばかりではなく阿蘇神社のような厳かな気持ちになれる所に行くのもおすすめ。参道が阿蘇山に向かって伸びていることから昔の人にとって阿蘇山というものがどういったものだったのかがうかがい知れ、感慨深い気持ちになりますね。
■ 基本情報
・名称:阿蘇神社
・住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083
・アクセス:JR宮地駅から徒歩20分
・電話番号:0967-22-0064
7.一心行の大桜
一心行の大桜は南阿蘇村中松にある巨大な一本桜。テレビで放映されることも多く、毎年春には多くの人がこの一本桜を見にやってきます。
樹齢420年、高さ14m、枝張り26mの桜の気の中では最大級と言われる桜の木が現れる光景はとても見事です。周辺がパターゴルフ場になっているのでここで遊ぶのもいいですね。
■ 基本情報
・名称:一心行の大桜
・住所:阿蘇郡南阿蘇村中松3240番地
・アクセス:南阿蘇鉄道中松駅から徒歩15分
・電話番号: 0967-67-1112(南阿蘇村企画観光課)
8.通潤橋
通潤橋(つうじゅんきょう)は国の重要文化財に指定されている、石造りのアーチ橋です。その昔、水に乏しい白糸台地へ水を送るために作られました。
周辺が観光地として整備されているので、美しい自然を楽しむことができます。以前まで事前に予約することで放水をみられましたが、現在は予約放水はやっていません。「放水が見たい!」という方は、通潤橋の放水カレンダーをチェックしましょう!
■ 基本情報
・名称:通潤橋
・住所:熊本県上益城郡山都町長原
・アクセス:松橋ICから車で約45分
・電話番号:0967-72-1158
9.池山水源
池山水源は日本の名水100選にも選ばれている湧き水です。一年中ここの水を求めて訪れる人後をたたず、この水で日本酒が作られたりしています。
初めて見た時にはその透明度に驚きを隠せない方が多いようで、都会では目にすることがないような澄んだ水がそこにはあります。周囲の木々が緑に色づく夏に行くのがおすすめ。
■ 基本情報
・名称:池山水源
・住所:熊本県阿蘇郡産山村田尻14-1
・アクセス:宮地駅から車で30分
・電話番号:0967-25-2211
10.草千里ケ浜
草千里ケ浜は阿蘇の代表的な観光地で、目の前に広がる空、中岳の噴煙、どこまでも続く高原は阿蘇の代表的な風景と言われています。
阿蘇に行ったならここには行かないという場所です。大パノラマの絶景を楽しみながらのんびり乗馬もできるので、ここでも大自然で癒されることができますよ。
■ 基本情報
・名称:草千里ケ浜
・住所:阿蘇市草千里ヶ浜
・アクセス:阿蘇駅からバスで35分
・電話番号:0967-32-1960 阿蘇インフォメーションセンター
11.阿蘇ネイチャーランド パラグライダー
ツアー会社阿蘇ネイチャーランドが企画する阿蘇パラグライダーは阿蘇で楽しめるアクティビティです。どうせなら観光と一緒に大自然を満喫しましょう。
ツアーを楽しむコースは2時間コースを用意しており、初心者はもちろん小学生でも対象体重を満たしていれば、参加できます。ベテランインストラクターがサポートするので安心です。空から見る阿蘇の大自然は格別ですよ。
■ 基本情報
・名称:【阿蘇ネイチャーランド】阿蘇パラグライダー
・住所:熊本県阿蘇市内牧1092-1 阿蘇ネイチャーランド ショップ
・アクセス:熊本ICから車で約50分
阿蘇はこんな感じで色々楽しめます!
僕が初めて阿蘇を訪れたのは夏も本気を出してきた8月。トロッコ列車で高森駅に降り立った瞬間、「涼しい!」と感じました。南阿蘇にはなんだか空気に清涼感があるんですよね。この感覚が今も強烈に記憶に残っています。
目に映るものは大きな空に色鮮やかな深い緑。そういった周りの構成物すべてが涼しさを演出していたように思います。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、阿蘇エリアも含めた熊本エリアでのアウトドアアクティビティを紹介しています。この付近に行かれる予定のあるかたは、ぜひチェックしてみてくださいね!
(編集部注*2015年6月26日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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