バックカントリースキーとは直訳すると裏山スキー。もともとは「山スキー」「山岳スキー」「スキー登山」などと呼ばれ、整備されたスキー場のゲレンデではなく、自然のままの雪山をスキーやスノーボードで滑るスノーレジャーです。
通常のスキーやスノーボードと異なる点はフィールドの違いと、リフトを使用せず自力で雪山を登ること。一歩一歩ハイクアップ(雪山を登ること)して山頂にたどり着いたときの達成感は、ほかでは得られない格別なものです。そして、まっさらなパウダースノーを思う存分滑走できる快感!きっと新雪が積もったふわふわの斜面を滑り下りる感覚に感動を覚えることでしょう。
バックカントリーにおいて、雪山の壮大な風景も大きな魅力。普段立ち入ることのない雪に覆われた山や森は、静寂に包まれ神聖ささえ感じさせます。誰にも邪魔されることなく、非日常の風景に囲まれて滑走を楽しみましょう。バックカントリーでは一人ひとりの責任ある行動と、アクシデントが起きた際に速やかで適切な対処が求められますが、大自然と調和し遊ぶことの楽しさや気持ち良さをぜひ感じてみてください。
ハイクアップがあり、雪崩対策が必須のバックカントリーは、装備品も通常のスキーやスノーボードとは異なります。また、複数人のパーティで行動するため、装備は個人で必要なものと団体で必要なものに分けることができます。個人で必要なものは、スノーシューやスキーシール(滑走する道具によって要・不要は異なる)、ポール、地図、コンパス、高度計、ザック、ビーコン、プローブ(ゾンデ)、シャベル、ライトなどです。団体で必要なものは、ツェルト(簡易テント)、ロープ、無線やトランシーバーなどの通信機器など。地図・コンパスは団体装備の場合もありますが、もしもの備えとして個人単位で携帯しておきましょう。
自然のままの地形を滑るバックカントリー体験は、天候や積雪状況に左右されます。エリアによって楽しめる時期は異なりますが、上質なパウダースノーが期待できる厳冬期がハイシーズン。多くのツアーが12月下旬~3月中旬に開催されています。また、残雪がたっぷりあるエリアでは、天候が安定する春も好シーズン。長野県・白馬では5月中旬、群馬県・みなかみでは5月下旬、長野県・乗鞍では6月下旬まで長く楽しめます。バックカントリーのツアーが開催されているスポットは以下の通りです。
【北海道・東北のバックカントリースキー・スノーボードスポット】
ウインタースポーツのメッカ・北海道では、バックカントリーツアーが盛りだくさん。世界に誇るパウダースノーが楽しめるニセコや、十勝平野の雄大な景観や内陸型の良質な粉雪が魅力の十勝エリアで体験可能です。ニセコではCATスキーやサイドカントリー、ゲレンデレッスンなど多彩なツアーを開催しており、好みのスタイルでパウダーランを堪能できます。また、東北屈指のパウダーエリアも人気。秋田県の田沢湖を望む秋田駒ヶ岳と積雪量の多い森吉山、変化に富んだ地形が楽しめる岩手県の八幡平エリア、蔵王連峰が一望できる宮城県の後烏帽子岳山頂で体験できます。
【関東のバックカントリースキー・スノーボードスポット】
東京から車で約1時間半とアクセス抜群な群馬県みなかみ町に集合。神楽峰(12月〜5月)や武尊山(1月〜4月)、川場(2月〜4月)といったビギナーにもぴったりなバックカントリーエリアの中から、ベストコンディションのフィールドを選んでパウダーランを楽しめます。
【甲信越のバックカントリースキー・スノーボードスポット】
長野県の中でも豪雪地帯に指定されている北部エリアで体験可能。バックカントリーのメッカといわれる白馬や、本州屈指の軽さを誇る“乗鞍パウダー”を楽しめる乗鞍岳が人気です。コースバリエーションが豊富で、日本アルプスの壮大な景色も魅力。
【東海のバックカントリーバックカントリースキー・スノーボードスポット】
日本屈指のパウダーエリアである岐阜県奥美濃の大日ヶ岳では複数のツアーを開催。オープンバーンやツリーランなどバリエーション豊富な斜面が多数あり、初心者から経験者まで体験できます。頂上からは白山連峰を望み、本格的な山岳風景も楽しめるのも魅力の1つ。
《そとあそび》の紹介するバックカントリーサービスは、ゲレンデでスキー・スノーボードのコントロールが確実にできれば、 参加し楽しめる体験ツアーです。
少人数のグループに、専門知識を習得したガイドがサポートとして同行します。
バックカントリーには無限の楽しみが広がっています。
しかし、魅力とともに常にリスクと背中合わせの世界でもあります。
自己責任によるしっかりとした行動と、アクシデントが起きた場合の速やかで適切な対処が求められます。
一般のスキーヤー・スノーボーダーにとって、これらの知識を習得することは非常に難しいことです。
まずはガイド同行ツアーに参加し、ガイドのサポートのもとバックカントリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
大自然と調和し遊ぶことの楽しさや気持ちよさを感じてください。
※ガイドサポートと参加者の協力により、リスクを軽減することは可能です。
しかし、完全にゼロにすることはできません。
リスクを伴うことを十分理解した上で、参加をご検討ください。
長野県 | リトルピークス 20口コミ 4.8点 |
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北海道 | TAC(タック)とかちアドベンチャークラブ サービス期間外 |
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北海道 | H2Oアドベンチャー サービス期間外 |
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北海道 | イメージワークス サービス期間外 |
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北海道 | イメージワークス サービス期間外 |
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岩手県 | CLUBMAN (クラブマン) サービス期間外 |
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宮城県 | 宮城蔵王自然学校 1口コミ サービス期間外 |
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秋田県 | 田沢湖アウトドアツアー 2口コミ 5.0点 サービス期間外 |
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群馬県 | 冒険小屋 5口コミ 4.6点 サービス期間外 |
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長野県 | FTテレマークスキースクール 13口コミ 5.0点 サービス期間外 |
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長野県 | タオアドベンチャー 1口コミ 4.0点 サービス期間外 |
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長野県 | NORTHSTAR(ノーススター) サービス期間外 |
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長野県 | NORTHSTAR(ノーススター) サービス期間外 |
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新潟県 | タオアドベンチャー サービス期間外 |
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岐阜県 | タオアドベンチャー 8口コミ 5.0点 サービス期間外 |
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バックカントリースキー・スノーボード・山スキーのピックアップサービスをご紹介!
ガイド一押しコース
イメージワークス
ガイド一押しコース
イメージワークス
ガイド一押しコース
バックカントリースキー・スノーボード・山スキーツアーを体験されたお客様からの口コミです
集合時間:8:00
50代・男性 |マー
5
太もも限界ギリギリでした〜
バックカントリー入門コース
集合時間:8:00
50代・男性 |KK
5
勉強になりました。
≪BC未経験者≫ 大日ヶ岳・1日ベーシックツアー
集合時間:8:30
50代・女性 |Doちゃん
5
雪は、新雪。ガイドさんは親切!
森吉山バックカントリー1日コース
集合時間:8:30
60代・女性 |banff
5
異次元体験でした。
森吉山バックカントリー1日コース
バックカントリースキー・スノーボード・山スキー体験ツアー
スキー場のゲレンデではない非圧雪エリアをハイクアップ(山登り)し、スキーまたはスノーボードで滑走するバックカントリー。 自然のままの雪山で行動することになるため、基本的にはある程度の滑走技術と体力、ツアーによっては深雪滑走経験が必要となります。スキー・スノーボードともにゲレンデ中級者コースで余裕をもって滑走でき、安定したターンができるくらいのスキルが目安。しかし、ツアーによって参加条件は若干異なるため確認しておきましょう。 また、深雪の滑走技術や安全装置・ビーコンチェッカーの使い方、危険時の適切な対処法など安全に楽しむためにさまざまな知識が必要となります。バックカントリーデビューにぴったりな入門コースと経験者コースがあり、いずれもガイドが参加者のレベルや体力に応じて最適なコースを選択し、リスク対策やサポートをしてくれるので、安心して滑走を楽しめるのがツアーのメリット。大自然にふれ、ふかふかの深雪をダイナミックに滑るその迫力と浮遊感は、ゲレンデスキーでは体験できない魅力にあふれています。 バックカントリースキー同様にパウダーランが楽しめるツアーには、CATスキーやサイドカントリーも。さらに、バックカントリーデビュー前にテレマークスキーの練習ができるゲレンデレッスンもあるので、レベルや状況に応じて自分に合ったツアーを見つけてください。 【バックカントリースキー】 バックカントリーに必要な知識を学べる安全講習と基本テクニックを習得できるハイクアップ&滑走体験がセットになった初心者向けの入門コースと、バックカントリー経験者またはスキー・スノーボード中級者以上が楽しめる経験者コースの2種類があります。 【CATスキー】 CAT(雪上車)に乗って山を登り、貸切状態のフィールドへ。ノートラックのパウダースノーで、スキーまたはスノーボードによるライディングを楽しめます。滑走後はCATで登り返し、手つかずの斜面へ移動しながら、1ツアーで平均8コースも滑れるので満足感も抜群です。 【サイドカントリー】 リフトを使って効率よく斜面を登り、ゲレンデに隣接するサイドカントリーといわれる非圧雪エリアでパウダーランが楽しめます。スキーまたはスノーボードで、ゲレンデの中級斜面で余裕を持って滑れるレベルであれば参加可能。 【ゲレンデレッスン】 バックカントリーデビューを見据えたプライベートレッスンをゲレンデで開催。北海道・ニセコと長野県・白馬では、かかとがフリーで雪山を登ったり滑ったりできるテレマークスキーを体験できます。初心者にも、レベルアップを目指す人にも対応したコースあり。目標やレベルに合わせてテレマークターンやコブレッスンなどの技術を効率的に習得していけます。2時間ほどの短時間集中レッスンが受けられるコースと1日みっちり練習できるコースから選択できます。 【必要な装備/あると便利な装備】 バックカントリーツアーでは、普段使用している滑走用具一式を持参するのが基本。ハイクアップに使うスノーシューやポールのほか、雪崩対策に必要なビーコン、プローブ、シャベルなどの道具はレンタルできますが、ほとんどが有料となります。参加する際は、雪山登山に適したウェアを用意しましょう。必要な装備とあると便利な装備は以下の通りです。 <必要な装備> ・滑走道具一式 ・バックパック ・スノーシュー・ポールまたはスキーシール ・帽子orヘルメット ・グローブ ・ゴーグル ・昼食or行動食 ・飲み物 <あると便利な装備> ・サングラス ・スパッツ基本となる1日コースの費用は10,000~13,200円
バックカントリーツアーの多くが所要時間5~8時間ほどの1日コースで、参加費用は10,000~13,200円。傷害保険料やリフトアクセスする場合のリフト券代は含まれていたり、別途だったりとツアーによって異なります。ビーコンやスコップ、プローブなどレンタル品の料金もさまざまなので、事前に確認を。昼食や行動食、飲料は持参する必要があるので、自身で準備しておきましょう。 入門コースと経験者コースで参加費用に大差はありませんが、入門コースにはガイド・講習代のほかに、ビーコンやスノーシュー、ポール、バックパックなどの必要装備のレンタル代が含まれていることがほとんど。何かと不安の多いバックカントリーデビューには最適です。 また、グループ貸切のツアーやプライベートレッスンになると申し込み人数によって料金が変動し、参加人数がまとまるほどリーズナブルに体験できるツアーもあります。アウトドア会社からの新着情報です
リトルピークス
さあ!いよいよ春ザラメシーズン到来!! コロナに負けず、外出可能な方は是非お越しください!!! 対策万全でお待ちしております。
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リトルピークス
今日から泊まり込みのBCツアー開催中! よりDEEPにより思い出深い山ライフを是非!!
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リトルピークス
今週末は雪の予報! まだまだ冬は続きます!! 是非是非お越しを~
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リトルピークス
さあ!今週末もBCツアー催行中!! まだまだスノーワールド全開!!! 是非是非お越しを~
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リトルピークス
いよいよ春ザラメシーズン到来! 安定した雪の中主峰剣ヶ峰を目指すチャンス!! さあ~春雪BCを楽しもう!!!
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リトルピークス
こちら乗鞍BC天国! 毎日BC三昧!! 皆さんも是非!!! コロナに負けるな!!!!
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