冬の青森はこう楽しむ!おすすめ観光スポット&雪遊び体験11選 2022.12.18 スノーシュー 津軽・弘前・白神
【目次】
1.弘前公園(弘前城)
2.マタギ文化を体験!白神山地トレッキング
3.鶴の舞橋
4.高山稲荷神社
5.八甲田山
6.酸ヶ湯温泉
7.奥入瀬渓流
8.氷上釣り&唐揚げ試食の貴重体験!ワカサギ釣り
9.星野リゾート 青森屋
10.八食センター
11.国の名勝を歩く!八戸トレッキング
7.氷瀑やつららが作り出す氷のアートに魅了される「奥入瀬渓流」
青森県南部の十和田市と秋田県にまたがる十和田湖から約14kmにわたって流れる「奥入瀬渓流」。
十和田八幡平国立公園内の特別保護地区であるほか、美しい景観と豊かな生態系から国の特別名勝、および天然記念物に指定されています。
もちろんハイシーズンは春から秋で、トレッキングや釣りを楽しむ絶好のスポットです。そんな奥入瀬渓流の冬の魅力は氷瀑やつららなど、厳しい寒さが作り出す氷の造形!
十和田奥入瀬観光機構が主催する「奥入瀬渓流氷瀑ツアー」で堪能できます。数ある滝の中から5ヶ所がライトアップされたのを見られるナイトツアーは、十和田市街地発着と、十和田湖発着の2種類があります。
日中の明るい氷瀑を見られるデイツアーは、東北新幹線「七戸十和田」駅の発着です。どれもネイチャーガイドの案内で散策するので、奥入瀬渓流の自然を理解しながら満喫できますよ。
また、ネイチャーガイドの案内はありませんが、市街地から十和田湖までを往復するシャトルバスも運行されます。冬だけに見せてくれる幻想的な渓谷の姿を見に、ぜひ足を運んでみてはいかが。
- 青森県十和田市奥瀬
- 0176-24-3006(十和田奥入瀬観光機構)
[奥入瀬渓流氷瀑ツアー]
・開催期間:2022年12月16日〜2023年3月12日予定 ※ツアーによって期間が異なる
・料金:大人3,000円、小学生1,500円 ※シャトルバス利用のみは異なる
8.氷上で釣り&その場で唐揚げ試食の貴重な体験!「ワカサギ釣り」
青森県の東部にある「小川原湖」は、満潮時に太平洋から海水が逆流して流れ込む汽水湖で、県最大の面積を誇ります。水産資源が豊富で“宝沼”の別名を持ち、ワカサギの水揚げ量は日本一!冬の風物詩であるワカサギ釣りをするには絶好のスポットです。
旅行先でも気軽に体験できるのが「青森フィッシングガイド」が主催する“すぐ釣れてすぐ帰れるおまかせパックツアー”。釣り道具や餌は用意してもらえるので、釣りが初めての人でもチャレンジできますよ!
釣りの舞台となるのは、小川原湖のすぐ南に位置する姉沼。冬には凍結するため、氷上穴釣りを満喫できます。餌の付け方、ワカサギを誘うテクニックなどを教わったら、いざ実践!
魚群探知機でワカサギがいる場所を確認してポイントを決めるので、氷の下にはたくさんのワカサギが泳いでいるはず。うまく竿を動かして、餌に食い付かせましょう。釣れたワカサギは持ち帰りもOK。さらに、釣りたてのワカサギをその場で唐揚げにして試食することもできます。新鮮なワカサギを味わうぜいたく!冬の青森でぜひ体験したいものですね。
集合場所までは、青い森鉄道線「小川原」駅から車で約10分、三沢空港からは約15分。アクセスの良さも魅力です。
- 青森県三沢市大字三沢小山田 姉沼ワカサギ釣り場
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9.雪とねぶた山車の共演!青森文化にどっぷり浸れる「星野リゾート 青森屋」
ワカサギ釣りを楽しめる姉沼から車で約10分、青森県東部で滞在するなら「星野リゾート 青森屋」はいかがでしょう。青森文化を体感できる宿として、さまざまな趣向が用意されています。
宿泊棟の後ろには公園があり、ねぶた師が制作したねぶたの山車と雪景色とのコラボレーションがお出迎え。8月開催のねぶた祭りの雰囲気を、冬にも体感できるのはうれしいですね。薪ストーブを設置した馬車に乗り、雪化粧した公園を散策できるアクティビティもあります。
夜はなんといっても「みちのく祭りや」で開催されるショーが見もの!ショーの熱気にテンションが上がったら、青森の地酒と珍味がそろう「ヨッテマレ酒場」へ繰り出しましょう。
トウモロコシの皮でミニぞうりを編んだり、津軽こぎん刺しに挑戦したり、伝統工芸にふれる時間もいいものです。ホテルにいる間も青森の文化にとっぶり浸りましょう!青い森鉄道「三沢」駅と三沢空港からは無料送迎バスを利用できます。
- 青森県三沢市字古間木山56
- 050-3134-8094
10.八戸の新鮮な魚介類に舌鼓!大規模市場の「八食センター」
青森県東部の中心的な存在である八戸市。日本有数の水揚げ量を誇る八戸漁港があることから、新鮮な海の幸を堪能したいと思ったらぜひ足を運びたい場所です。
水揚げされたばかりの魚介類や八戸名物がそろう大規模な市場「八食センター」で、たっぷり味わいましょう。
市場棟には鮮魚や乾物、青果などのお店が約60店舗ずらりと並び、活気ある市場の雰囲気にこちらの気分も上がります。冬の八戸で旬を迎えるヤリイカ、タラ、アンコウ、ホッキガイ、タコなどをぜひ探してみては。市場で買った魚介類を持ち帰るのもいいですが、「七厘村」で炭火焼きにして食べるのもおすすめ!八戸名物「せんべい汁」や地酒などもオーダーできます。
そのほか、寿司やラーメン、カフェ、ベーカリーなど飲食店も複数あり、食欲が尽きるまで楽しめること間違いなし!乾物や珍味、お菓子も充実しているので、お土産選びにも困りません。キッズスペースやゲームセンターもあって、子供連れでも利用しやすいスポットです。
JR・青い森鉄道「八戸」駅から八食センター間を往復する100円バスでアクセスも楽々。おなかを空かせて訪れましょう。
- 青森県八戸市河原木字神才22-2
- 0178-28-9311
・営業時間:9:00〜18:00(施設によって異なる)
・定休日:水曜(繁忙期は営業)、元日 ※「厨スタジアム」「くりやランド」は無休
11.冬は静かな海岸風景が美しい!国の名勝を歩く「八戸トレッキング」
三陸復興国立公園内にある種差(たねさし)海岸。640種以上もの植物が自生する珍しい場所で、奇岩怪石や樹齢100年の松林など見どころも多く、国の名勝にも指定されています。もっとも北側の蕪島(かぶしま)エリアは、ウミネコの繁殖地としても有名です。
そんな種差海岸をガイドの案内でトレッキングできるのが、「RIVERRUNS(リバーランズ)」主催の“半日トレッキングコース”。ピーク時には3万羽を超えるウミネコが集まる蕪島からスタートし、海沿いを歩きます。海での大漁を祈る西宮神社、白亜の鮫角灯台、水平線を一望できる展望台などを巡り、サービスのドリンクを飲んでほっとひと息。
“花の渚”といわれる種差海岸も冬は寂しい景色となりますが、その分海の青さが目に沁みます。広々としたビーチを持つ大須賀海岸では、スケールの大きな景観に魅了されることでしょう。
トレッキング後はスタート地点まで車で戻ります。時間に余裕があれば、蕪嶋神社を参拝するなど、蕪島周辺を散策してみてはいかが。
- 青森県八戸市鮫町字鮫75-5
冬の青森の魅力を体感しよう!
神秘的な樹氷が見られる八甲田山、世界自然遺産に登録された白神山地、新鮮な魚介類を堪能できる八戸。冬の青森にはエリアによってさまざまな風景、体験があります。どんな体験がしたいのかを吟味して、旅程を決めてはいかがでしょうか。
冬の青森では雪道を歩くことがほとんど。滑り止め加工のある防水ブーツを履き、帽子やネックウォーマー、手袋などで防寒対策をして観光を楽しんでくださいね。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI」では、冬に楽しめるアクティビティを多数ご紹介しています。ぜひ、あなたにぴったりの冬の外遊びを探してみてください。
(文:松尾ちはる)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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