
冬の北海道で雪遊び!多彩な体験ができるおすすめスポット19選 2023.01.22 スノーシュー 北海道
【目次】
■道央の雪遊びスポット
- 1.羊ヶ丘スノーパーク
- 2.滝野スノーワールド
- 3.ノースサファリサッポロ
- 4.ノース・スノーランド in 千歳
- 5.まるで氷の宮殿!スノーシューで凍った七条大滝へ
- 6.ルスツリゾート
- 7.冬のニセコをスノーシューで散策
■道北の雪遊びスポット
- 8.大雪 森のガーデン
- 9.富良野スキー場
- 10.『北の国から』の舞台でスノーシュートレッキング
- 11.星野リゾート トマム スキー場
■道東の雪遊びスポット
- 12.十勝エコロジーパーク
- 13.サホロリゾートスキー場
- 14.フロストフラワーや霧氷を見られることも!釧路で冬カヌー
- 15.裏摩周展望台や神の子池を目指す知床スノーシュー
- 16.ノーザンアークリゾート
- 17.肉眼で見る流氷と氷瀑は想像以上!網走スノーシュー
■道南の雪遊びスポット
- 18.グリーンピア大沼スキー場
- 19.まるで映画のワンシーン!馬に乗って銀世界を散歩
道東の雪遊びスポット
太平洋に面する十勝地方と根室地方、オホーツク海に面した網走地方を含む道東エリア。帯広周辺は雪遊びスポットなどレジャー施設が多く、ファミリーにおすすめです。世界遺産の地・知床や、日本最大の湿原・釧路湿原がある釧路などは、ありのままの自然を舞台にしたアクティビティツアーが充実しています。
12.雪遊びのあとは足湯?豚丼?「十勝エコロジーパーク」
十勝平野のほぼ中央に位置する音更町(おとふけちょう)は、起伏のない平坦な大地といくつかの川、そしてレアな泉質のモール温泉がある、知る人ぞ知る道東の観光地です。道東は北海道の中でも降雪量が少ない地域ですが、そこはやはり北海道。雪遊びをするだけの降雪は十分にあるので、ご安心あれ。
音更町の東部、十勝川沿いにある「十勝エコロジーパーク」では、冬になると「ウインターフェス in エコパ」が開催され、スノーシューやスノーラフト、クロスカントリースキーなどの体験ができます。
ユニークなのは会場に無料のモール温泉足湯ハウスがあることや、モール温泉豚メニューの提供などがあること。「雪遊びも楽しいけれど、やっぱり温泉と食事も大事だよね!」という十勝っ子の声が聞こえてきそうな道東らしいイベントです。
- 北海道河東郡音更町十勝川温泉南18-1
- 0155-32-6780
[ウインターフェス in エコパ]
・開催期間:2022年12月1日~2023年3月31日
・営業時間:9:00〜17:00
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13.充実したゲレンデ食が待っている!「サホロリゾートスキー場」
PIXTA
「サホロリゾートスキー場」は、道東を代表するスキーリゾートです。大雪山系を眺めながらスキーができるという好立地な上に、週末ごとにやってくるバリエーション豊かなキッチンカーやゲレンデ食に豚丼があるなど、食を大切にする十勝っ子らしい何ともグルメなスキー場となっています。
しかし、ユニークなのは食だけではありません。サホロリゾートスキー場で体験できるアクティビティにはスノーシューやエアボードなどのスポーツ系に加えて、氷上ワカサギ釣りツアーやヒグマ冬ごもり観察ツアーなどのワイルドネイチャー系もあり、「本当にスキー場なの?」と思わせるほどの遊びのラインナップ!雪遊びの種類の多さと充実したゲレンデ食で、子供も大満足間違いなしですね。
スノーシューを体験するのであれば、小学生から参加可能な“スノーシューダウンヒル半日コース”がおすすめです。スキーではなくスノーシューを履いてゴンドラに乗り、スキー場の頂上付近まで楽々と移動したあと、思い思いのスタイルで自由にダウンヒルを楽しみます。技術なんて関係ありません。ジャンプしたり転がったり、本能の赴くままに雪と戯れましょう!
- 北海道上川郡新得町狩勝高原
- 0156-64-4121
・営業期間:2022年12月10日〜2023年4月9日
・営業時間:9:00〜16:00
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14.冬は釧路でカヌー!フロストフラワーや霧氷など、レアな自然現象を体験できるかも!?
道東の観光名所、釧路湿原の冬といえば天然記念物のタンチョウが有名ですが、なんと極寒の湖でカヌー体験もできるというから驚きです!
釧路湿原の支流であるアレキナイ川を舞台とした“冬の釧路湿原カヌー&塘路湖氷上ネイチャー体験”は、水深が浅く流れの緩やかなアレキナイ川をゆったりと散策するツアーです。
川の大部分は凍っているので、川の淵の間を縫うように静かにカヌーを進めていきます。冬のカヌー下りは当然のように寒さと隣り合わせですが、湖面から立ちのぼる水蒸気の結晶である「フロストフラワー」や、川から立ち上る霧が木々にまとわりついてできる「霧氷(むひょう)」など、氷点下だからこそ成立する自然の神秘を体験できます。
こちらのツアーは中学1年生から参加可能。JR根室本線「釧路」駅、および釧路市内のホテルまで送迎があるので、雪道の運転の心配もありません。防寒対策をしっかりとして参加しましょう!
- 北海道釧路市北大通14丁目 JR釧路駅(車移動の方はJR釧網本線「塘路」駅)
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15.スノーシューで知床の森へ!裏摩周展望台や神の子池を目指す
2005年に世界遺産となり、国内外から多くの観光客が訪れる知床。豊かな生態系と手付かずの自然が残る知床は、季節を問わず訪れる人を幸せな気持ちにさせる不思議なパワースポットです。
ご紹介するのは、雪によって余計な音が消され、神々しいまでに静謐な冬の知床の森をスノーシューで散策する「知床ツーリスト」主催のツアーです。
“スノーシューで行く裏摩周展望台コース”では、透明度の高さで知られる摩周湖を目指しますが、目的地である裏摩周展望台はほかの展望台より標高が低いため霧の発生が少なく、摩周湖の神秘的な湖面を見れる可能性が高いポイントとなっています。
一方、“スノーシューで行く神の子池ツアー”では、摩周湖からの地下水が湧き出ている周囲220m、水深5mの神の子池を目指します。神の子池の透明度も高く、池の底に沈んだ倒木までもくっきり見えるというから驚きです。ツアーはいずれも11歳から参加可能。世界遺産知床で、冬ならではの自然の神秘を楽しんでくださいね。
- 北海道斜里郡清里町向陽282 清里イーハトーヴホステル
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16.眼前にはオホーツクのパノラマが!コースの全長が長い「ノーザンアークリゾート」
PIXTA
北海道内で一番の広さを誇る北見は、年間を通して寒暖差が大きく、冬は−25℃まで冷え込むことも!しかし、あえて寒さを楽しもうとするポジティブさが北見にはあり、厳寒の2月には屋外で行う食のイベントまであるそうです。
そんな北見にある「ノーザンアークリゾート」は、スキーとソリ、チューブ滑りができるコース数全4本のこじんまりとしたスキー場ですが、全てのコースが全長1,000m以上となっているので、眼前に広がるオホーツクのパノラマを堪能しながらゆったりとした滑りを楽しめます。
ソリやチューブ滑りなども、ゲレンデが広く人との距離も十分に取れるので、思い思いのフォームで自由に滑ることができます。チューブでくるくる回ったり、ジャンボソリを子供と2人乗りしたりと、やりたいことをすべてやってしまいましょう!
- 北海道北見市端野町二区829
- 0157-56-3333
・営業日:2022年12月23日〜2023年3月21日
・営業時間:9:00〜17:00
17.肉眼で見る流氷と氷瀑は想像以上!網走スノーシュー
「百聞は一見にしかず」とは、まさにオホーツク海の流氷のことをいうのではないでしょうか。冬になるといっせいに知床沿岸に押し寄せる流氷を肉眼で見る“氷の滝スノーアドベンチャー”は、そのあまりの迫力に、感動を通り越して自然に対する畏怖の念すら感じてしまうような内容のツアーです。
スノーシューを履いて野生動物の生活空間である原生林を抜けると、やがてオホーツク海が眼前に広がります。間近に見る流氷はスケールも迫力も想像以上。時間が経つのも忘れ、しばし見入ってしまうことでしょう。人工物がない海岸線を歩いたら、目的地である高さ30mほどの氷瀑が姿を現します。ここで海を眺めながらのティータイム。なんともぜいたくな時間です。
“網走・冬の自然体験ツアー午前(ワカサギ&スノーシュー)”は、まずワカサギ釣りを体験。自分で釣ったワカサギの天ぷらで腹ごしらえをしてから、いざスノーシューで繰り出すという欲張りなツアーです。
どちらのツアーも小学1年生から参加可能。準備する道具などは何もなく、宿泊先までの送迎があるので、防寒対策のみで気軽に参加できますよ!
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道南の雪遊びスポット
北海道の南西部に位置する渡島(おしま)半島を指す道南エリア。道内では温暖な地域で、函館周辺は積雪量が少ないものの、北海道駒ヶ岳周辺や日本海に面した檜山地方に雪遊びスポットが点在しています。
18.ソリゲレンデとキッズゲレンデがあるから安心!「グリーンピア大沼スキー場」
北海道新幹線が開通し、ますますアクセスの良くなった道南の街、函館。函館といえば夜景や朝市などの市内観光が有名ですが、少し足を延ばすとたちまち大自然が広がり、北海道らしい壮大な風景が私たちを出迎えてくれます。
「グリーンピア大沼スキー場」は函館北部にある活火山、駒ヶ岳の麓にあるアットホームなスキー場です。ゲレンデは全6コースと規模は大きくないですが、スノーラフティングや雪上バギー、スノーモービルにワカサギ釣りなど、スキー以外の体験も充実しているので、決して物足りないということはありません。
小さな子供にはソリゲレンデとキッズゲレンデがあるので、安全な環境の中でのびのびと雪遊びを楽しむことができます。雪遊びのあとは併設されたホテルにある温泉に入り、疲れた体をほぐしていくのもいいですね。
- 北海道茅部郡森町赤井川229
- 01374-5-2277
・営業期間:2022年12月24日〜2023年3月12日
・営業時間:9:00〜16:30(ナイター営業は17:00〜21:00)
19.まるで映画のワンシーン!馬に乗って銀世界を散歩しよう
冬でも乗馬体験ができるとは!函館の北部、駒ヶ岳の麓を拠点とする「サニーズステーブル」は、アメリカンクウォーターホースやアパルーサを中心とした、カウボーイが使うウエスタンホースの乗馬体験を提供しています。
小学4年生から参加できる“函館ホーストレッキング2時間30分コース”は、駒ヶ岳の麓に広がる森林地帯を馬に乗って散策するツアーとなっています。
白銀のじゅうたんを馬が踏みしめ、雪化粧した山林の間をゆったりと抜けていく感覚はまるで映画のワンシーンかのよう。雪によって余計な音がかき消され、馬の息遣いしか聞こえないような静謐な乗馬体験は一生の思い出となることでしょう。
- 北海道茅部郡森町駒ヶ岳95-23 サニーズステーブル
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北海道の雪遊びはなにもかもが格別!
冬本番を迎える1月、2月は雪質がパワーアップ!体につかないサラサラのパウダースノーであれば、雪まみれになってもへっちゃら。真っ白な北の大地で大胆に、思いっきり雪遊びを楽しみましょう!
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、北海道で楽しめる雪遊びを多数ご紹介しています。お出かけの際はぜひチェックしてくださいね。
(文:津田知枝)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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