伊豆大島へ日帰りしたい方必見!おすすめの楽しみ方教えます 2022.01.22 スキューバダイビング 伊豆大島・八丈島
【目次】
■日帰りで伊豆大島!船と飛行機、どっちがいいの?
■日帰りでも諦めない!伊豆大島の名所・観光スポット
- 1.三原山
- 2.裏砂漠
- 3.大島温泉ホテル「三原山温泉」
- 4.地層切断面
- 5.波浮港
- 6.港鮨
- 7.椿花ガーデン
- 8.大島ふるさと体験館
- 9.ぶらっとハウス
- 10.元町浜の湯
【column】「伊豆大島椿まつり」で春の訪れを感じよう
■宿泊するならこんな楽しみ方も!おすすめアウトドアレジャー
- 噴火の歴史をたどる三原山噴火口トレッキングツアー
- 荒涼とした大地を歩く大島裏砂漠ツアー
- ダイナミックな地形も魅力!体験ダイビングツアー
8.伊豆大島ならではの体験いろいろ!「大島ふるさと体験館」
島の北側、椿花ガーデン近くにある「大島ふるさと体験館」は、伊豆大島ならではの文化を体験できる施設。椿油しぼりや草木染め、陶芸、郷土芸能御神火(ごじんか)太鼓といった伝統的な体験が用意されています。
椿油しぼりでは、ツバキの実から油をしぼっていきます。昔ながらの手法と、しぼり機を用いた最新の手法の両方を体験でき、しぼった椿油は少量を持ち帰ることができますよ。
草木染めでは、椿染めと明日葉染め、矢車附子(やしゃぶし)染めの3種類から選択可能。シルクの生地を使い、淡いピンクやオレンジ、グレーなどに染めていきます。完成した生地は、三角巾やお弁当包みなどに使えそう!
陶芸なら湯飲みや小皿、マグカップなどを作れます。粘土には三原山の溶岩が練り込まれており、釉薬(ゆうやく)にはツバキの花や幹の灰を使用。乾燥や窯入れをするので後日の発送となりますが、完成した陶器からは、伊豆大島の大地を感じられるのではないでしょうか?
三原山の噴火を和太鼓の演奏で表現した御神火太鼓の体験では、乱れ打ちにチャレンジ!通常の乱れ打ちとは違った独特な打ち方を気軽に体験できますよ。
体験はすべて予約制なので、気になる人は事前に連絡しておきましょう。伊豆大島での思い出作りにおすすめです。
- 東京都大島町元町字北の山125-4
- 04992-2-3991
・営業時間:10:00~16:30(体験終了時間)
・定休日:不定休
9.新鮮野菜や濃厚ジェラートが人気の農産物直売所「ぶらっとハウス」
「東京大島かめりあ空港」のすぐ近くにある農産物直売所「ぶらっとハウス」。ここではたくさんの新鮮な農産物や農畜産物を販売しているほか、カフェスペースも併設されています。
島の特産品、アシタバや島唐辛子をはじめ、普段目にすることの少ない個性的な野菜も多く、見ているだけでも楽しめそう!島で人気の惣菜店やスイーツ店が作るフードにも注目です。
カフェスペースでは、目の前の牧場で放牧されているホルスタイン牛の生乳を使ったソフトクリームやミルクジェラートが人気!アシタバや小豆、紫芋、パッションフルーツなど、味もさまざまです。店頭に並ぶスープや手作りパン、コールスローなどと合わせてランチするのもGood!
不定期でマルシェも開催されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
- 東京都大島町岡田字新開87-1
- 04992-2-9233
・営業時間:9:00~16:00
・定休日:無休
10.サンセットが美しい混浴の温泉露天風呂「元町浜の湯」
海を一望できる「元町浜の湯」は、元町港から徒歩4分の場所にある公共の温泉露天風呂。海とひとつながりになっているような景色が広がり、温泉に浸かりながら夕日を眺められる絶景温泉です。
こちらは混浴なので、男女別の更衣室で水着に着替えてから入浴します。水着を持っていない!というときもご安心を。水着の無料レンタルもありますよ。内湯はありませんが、更衣室にシャワーがあるので入浴前後に利用できます。
家族やカップルで伊豆大島を訪れるならもってこい!珍しい混浴温泉と絶景をリーズナブルに満喫できる、おすすめスポットです。
- 東京都大島町元町字トンチ畑882
- 04992-2-2870
・営業時間:13:00~19:00(7〜8月は11:00から)
・定休日:無休 ※天候により休業・時間短縮あり
・料金:大人300円、中学生以下150円
イベント豊富!「伊豆大島椿まつり」で春の訪れを感じよう
ツバキの開花とともに春の訪れを喜ぶ、年に1度の一大イベント「伊豆大島椿まつり」。ツバキの花を楽しめるのはもちろん、約2ヶ月にわたってさまざまなイベントが開催されます。
先に紹介した椿花ガーデンの駐車場で行われるオープニングセレモニーを皮切りに、椿まつりがスタート!伊豆大島の特産品などを販売する土産物店や飲食の屋台が並び、大島民謡などの郷土芸能のステージや、コンテストなどもあります。
また、週末の夜間には「椿花ガーデンライトアップ」を開催。富士山が見える絶景スポット「富士見の丘」を中心に、幻想的なライトアップを楽しめますよ。
ほかにも「謝恩磯釣り大会」「椿の花びら染体験教室」など、無料で参加できるイベントが盛りだくさん!運動したい人も、文化にふれたい人も、大人も子供もみんなでお祭り気分を満喫しましょう。(写真/PIXTA)
- メイン会場:椿花ガーデン(東京都大島町元町字津倍付41-1)
- 04992-2-2177(大島観光協会)
・開催期間:2022年1月30日〜3月27日
宿泊するならこんな楽しみ方も!おすすめアウトドアレジャー
伊豆大島の魅力である豊かな自然を満喫するには、アウトドアレジャーがおすすめ!日帰りで訪れる場合は時間を捻出するのが難しいですが、夜行船でアクセスする人や島での宿泊を検討している人は、ぜひツアーに参加してみませんか?おすすめの体験ツアーをご紹介します。
5歳からOK!噴火の歴史をたどる三原山噴火口トレッキングツアー
伊豆大島のシンボル、三原山で火山の息吹を感じたいなら「オレンジフィッシュ」が主催する“三原山噴火口ウォーク”への参加がおすすめ!非日常的な世界をトレッキングしながら、ガイドの解説とともに噴火の歴史をたどりましょう。
三原山の全景を見渡せる山頂口展望台からツアーがスタート。ジオパークに認定されているカルデラ内には、巨大な溶岩の塊や、溶岩が流れた痕跡が数多く残っています。溶岩の上に乗ったり触れたり、噴火後に生えてきた植物を観察したり、地球の営みに思いを馳せてみてください。
噴火口に到着すると、現在も立ち上っている噴気が見られます!今も地下では火山活動が続いているのが実感できるのではないでしょうか。
ツアーには5歳から参加でき、子供の自然体験にもぴったり!探検家気分で楽しみながら学べる、おすすめツアーです。
- 東京都大島町元町野地723-2 オレンジフィッシュ ダイビングショップ
まるで火星!?荒涼とした大地を歩く裏砂漠ツアー
「オレンジフィッシュ」では、日本で唯一の砂漠である「裏砂漠」の見どころを余すところなく楽しめる“絶景!大島裏砂漠ツアー”も開催しています。
ツアーでは裏砂漠の近くまで車で送迎してくれるので、とっても便利。道中では草木の茂る山道から、徐々に砂漠らしい風景へと変っていくさまを見ることができます。
駐車場からしばらく歩いていくと、いよいよ裏砂漠に到着!目の前にはスコリアによる黒い砂漠が一面に広がり、その向こう側には青い太平洋が見えます。
裏砂漠を堪能したあとは、そのまま三原山の周囲にあるカルデラを巡ります。カルデラを含む雄大な風景も見逃せない絶景ポイント!わずかな植物しか育たない荒涼とした大地の上に立っていると、まるで別の惑星に降り立ったかのような気分になります。
ゴツゴツとした岩場を下りたり、水蒸気が噴き出している噴出孔を間近に見たりと、三原山のありのままの自然やエネルギーを感じられる貴重な体験ができますよ。
- 東京都大島町元町野地723-2 オレンジフィッシュ ダイビングショップ(送迎が基本)
ダイナミックな地形も魅力!体験ダイビングで海中散策
伊豆大島はダイバーにも人気の島。透明度の高い暖流・黒潮の影響を受けているため、水温が高く、澄んだ美しい海と、多彩な生き物が生息しているのが特徴です。
3月下旬から「オレンジフィッシュ」が開催する“体験ダイビングツアー”は、初心者におすすめのツアー!1人のインストラクターに対し、参加者は2人以下という超少人数制のため、わからない点や不安な点がなくなるまで、しっかりとレクチャーしてくれますよ。
陸上で基本を学んだら、海岸に設置されたはしごを使ってゆっくりと海の中へ!カラフルな熱帯魚たちもいて、ダイバーの目を楽しませてくれます。火山島の影響は海中でも見られ、海底には溶岩が流れてできた複雑な形のゴツゴツした岩がたくさん!海中のダイナミックな地形や形状を楽しむ“地形派ダイバー”にはたまらないスポットです。
ツアーの所要時間は約2時間と、観光と組み合わせやすいのもポイント。ただし、減圧症(ダイビング中に体に溶け込んだ窒素が気泡化する症状)予防のため、ダイビング後24時間は飛行機に乗ることができません。ダイビングをした当日に島を出発する場合は、船を選びましょう。
体験ダイビングに参加できるのは10歳からですが、小さい子供連れでマリンアクティビティに挑戦したい場合は、5歳から参加できる“シュノーケリング&磯遊びツアー”がぴったり!こちらも3月下旬から開催しています。
- 東京都大島町元町野地723-2 オレンジフィッシュ ダイビングショップ
伊豆大島を楽しもう!
活火山がもたらす特異な風景、鮮やかなツバキ、生き物が豊富な神秘の海。東京から気軽に行ける場所に、別世界のような風景が広がっている島があるなんて!と、驚いた人もいるのではないでしょうか。
ツバキの見頃は終わりますが、4月からはいよいよマリンアクティビティも盛んになります!
アウトドアレジャー専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、今回紹介した以外にも伊豆大島で楽しめるツアーをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(編集部注*2018年12月15日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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