
秩父・長瀞エリアのおすすめ日帰り温泉ベスト3 2016.05.20 秩父・長瀞
photo by kazukiatuko
埼玉県北西部の秩父(ちちぶ)・長瀞(ながとろ)エリアは、東京都内から電車・車で2時間圏内というアクセスの良い場所にあります。
長瀞町を含む秩父市は、面積約578平方キロメートルにも及ぶ県内最大の市町村であり、秩父周辺には大滝温泉、秩父吉田温泉をはじめ、様々な温泉が点在、40箇所以上もの宿が林立しています。
秩父山地に囲まれた自然豊かな環境で、日帰りで温泉が楽しめる人気のスポットベスト3をご紹介します!
1.秩父温泉 満願の湯
Photo by 満願の湯HP
ここ秩父は、古くは江戸時代から秩父地方にある34箇所の観音霊場を回る「秩父札所巡り」の巡礼者たちや湯治客(とうじきゃく)で賑わっていたそうです。
「秩父温泉 満願の湯」では、そんな秩父札所34番である水潜寺(すいせんじ)の地下数百メートルから湧き出し、必ず願いが叶う「満願の湯」と名付けられた温泉のまろやかな湯が日帰りで楽しめます。
極めて高アルカリの単純硫黄冷鉱泉で源泉100パーセントの湯は、神経痛、疲労回復、健康増進、美肌といった様々な効能があり、飲泉も可能です。
純和風の温泉施設内には男女それぞれ一つずつ露天風呂と内風呂があって、露天風呂からは眼下に四季折々の奥長瀞渓谷と満願滝を一望することができます。
休憩はもちろん、お食事や宴会にもご利用いただける大広間や個室も完備しており、秩父名物の「黄金めし」「豚の味噌漬け」など、この地方ならではの郷土料理や季節限定メニューなどもご堪能いただけます。
「黄金めし」とは秩父で収穫したアワ、ヒエ、キビ、クリなど山の幸を自慢の温泉水で炊いたご当地グルメ。秩父でもここでしか食べられない逸品です。
今を遡ることおよそ1300年前、飛鳥時代は慶雲5年(708年)に武蔵の国秩父郡からわが国初の銅が産出された際、時の帝が偶然食し美味と喜んだという言い伝えがあり、以来、秩父地方では祭事やお祝いの時のお膳として使われるようになったと言います。
■基本情報
住所:埼玉県秩父郡皆野町下日野沢4000
定休日:年中無休(※年1回、6月頃に機械整備のため2日間休館有)
営業時間:10:00~21:00
料金:大人(中学生以上)平日1日800円・土日祝日 1日1000円、子供(5歳~小学生)平日1日400円・土日祝日 1日500円 など
2.天然自家源泉 星音の湯(せいねのゆ)
I'm at ばいえる 星音の湯 (秩父市, 埼玉県) w/ 2 others http://t.co/icnyFK4rTh pic.twitter.com/B2J8E1LzTn
— nakaken (@nkkn1017) 2014年4月29日
秩父鉄道秩父本線・皆野駅(みなのえき)から無料送迎バスで約15分の距離にある「天然自家源泉 星音の湯(せいねのゆ)」は、ホテルや結婚式場を備えた「秩父のスパ&リゾート バイエル」内にある日帰り温泉施設です。
源泉は、秩父吉田温泉に属する自家源泉。和風でモダンな雰囲気の施設では、ヒノキと岩風呂の露天風呂が週替り、男女入れ替えで利用できる他、やはり週ごとに男女入れ替え制の内湯でゆったりとリラックスできます。
Photo by 星音の湯HP
遠赤ボールを敷き詰めた足湯や、美容・健康に効果があるという鉱石の上でくつろげる寝転び処、別料金の岩盤浴・溶岩浴や専用露天風呂付の個室もあって、至れり尽くせりの内容です。
和洋イタリアンのメニューと地野菜を使ったランチバイキングが食べられるレストラン、オールハンドのエステなどで体の疲れを癒せるリラクゼーションルームも完備しており、一日のんびり過ごせます。
■基本情報
住所:埼玉県秩父市下吉田468
定休日:不定休(※要確認)
営業時間:10:00~23:00(※最終入館受付は22:00まで)
料金:中学生以上930円、3歳~小学生630円、岩盤浴・溶岩浴料金25分300円 など
3.大滝温泉 遊湯館(ゆうゆかん)
秩父大滝の道の駅にある、大滝温泉遊湯館。
ここお気に入りで何度も来てる。
こんな山奥でしょっぱいお湯に入れるとは!
温泉博士の手形で700円が無料! pic.twitter.com/LM1viPf7eC— なかてち (@nakatechi) 2015年9月26日
秩父地方西端にある大滝地区は、全域が秩父多摩甲斐国立公園内にあって、秩父山塊の山並みと荒川源流の渓谷美が見られる観光スポットです。
この「大滝温泉 遊湯館(ゆうゆかん)」は、一般国道に設けられたトンネルとしては日本最長の6625メートルの雁坂(かりさか)トンネルを先に控える国道140号線「秩父往還道」沿いの「道の駅 大滝温泉」の施設内にあります。
源泉は冷鉱泉の多い秩父地域では珍しく、ナトリウム・塩素などの各イオン成分が日本の温泉の平均含有以上に含まれる、関東有数の高濃度の名湯です。
photo by YoriKei
弱アルカリ性の湯は、神経痛や関節痛、筋肉痛などの他、美肌の効能もあるとか。露天風呂はありませんが、内湯で男女それぞれヒノキ風呂、岩風呂を備えており、広々とした浴槽から大きな窓を通して荒川の清流や季節ごとの自然の美しい風景が見渡せます。
館内に休憩用の大広間や個室、館外に大滝自慢の手打ちそばなどが食べられるお食事処、特産品販売センターなども揃っています。
■基本情報
住所:埼玉県秩父市大滝4277-2
定休日:年末、毎週木曜日(※祝日の場合は営業、年始・GW・夏期は無休)
営業時間:4~11月・10:00~20:00、12~3月・10:00~19:00
料金:中学生以上700円、小学生400円、小学生未満200円
秩父・長瀞で日帰り温泉と一緒に楽しめるアウトドア体験ツアーが多数!
Photo by そとあそび
秩父周辺の温泉地に程近い長瀞では、荒川上流域で体験できるラフティングやリバーブギ、カヌー・カヤックといった様々なアウトドア・アクティビティの体験ツアーが開催されています。
短時間の半日ツアーであれば、所要時間2時間程度、長瀞でアウトドア体験を楽しんだ後、秩父の日帰り温泉に立ち寄ることもできます。
秩父の豊かな自然を満喫できる各種初心者向けアウトドア体験ツアーは、アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」に詳しく掲載しております。ぜひ一度ご覧ください。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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