種子島の観光と自然を味わい尽くすスポット27選 2023.08.19 種子島
【目次】
■種子島への行き方
■種子島でアクティビティを満喫する
- 1.SUP&カヤックで種子島の知られざる魅力に迫る
- 2.年齢不問!家族で海を遊び尽くせる1日ツアー
■種子島の自然や風景に魅了される
- 3.浦田海水浴場・キャンプ場
- 4.ヘゴの自生群落
- 5.天女ヶ倉
- 6.鉄浜海岸
- 7.馬立の岩屋
- 8.男淵・女淵の滝
- 9.雄龍雌龍の岩
- 10.長浜海岸
- 11.千座の岩屋
- 12.種子島マングローブパーク
- 13.象の水飲み岩(竹崎海岸)
- 14.七色坂展望所
- 15.門倉岬
■種子島で宇宙を体感する
- 16.種子島宇宙センター・宇宙科学技術館
- 17.宇宙ヶ丘公園
- 18.増田宇宙通信所
■種子島の歴史や文化にふれる
- 19.種子島開発総合センター鉄砲館
- 20.赤尾木城文化伝承館・月窓亭
- 21.池浪刃物製作所
- 22.陶染工房 美ほう庵
- 23.広田遺跡ミュージアム
- 24.宝満神社・宝満の池
■種子島の恵みを堪能する
- 25.高崎酒造
- 26.南種子町漁港協同組合 天空のパラダイス
- 27.種子島温泉 赤尾木の湯
種子島の歴史や文化にふれる
種子島を語るのに外せない鉄砲伝来の歴史をはじめ、古から残る遺跡や建築物など、島の歴史や文化にもふれてみましょう。
19.種子島の歴史を学ぶ「種子島開発総合センター鉄砲館」
種子島について知りたいなら、まずは「種子島開発総合センター鉄砲館」を訪ねましょう。
戦国時代に鉄砲が伝来した地として有名な種子島。日本の鉄砲(火縄銃)の歴史や国内外の数々の鉄砲、種子島の文化・生活まで、さまざまな展示を見学できます。
西之表港から徒歩10分とアクセスも良いので、来島したらまずはこちらで種子島について学び、観光に繰り出すとより楽しめますよ!
- 鹿児島県西之表市西之表7585
- 0997-23-3215
・開館時間:8:30~17:00
・休館日:毎月25日(7・8月、日曜は除く)、年末年始
・入館料:大人440円、高校生280円、小・中学生140円
20.江戸時代の文化を今につなぐ「赤尾木城文化伝承館 月窓亭」
江戸時代中期、種子島家の家老・羽生道潔(はぶどうけつ)によって建てられた屋敷を一般公開している「赤尾木城文化伝承館 月窓亭(げっそうてい)」。現在では西之表市の文化財指定を受け、古の文化を今に伝えています。
毎日ガイドが常駐し、歴史や建物の案内、お茶のおもてなしなどを行っているとか。過去には作家の司馬遼太郎をはじめとする著名人も訪れています。
鉄砲館からも近く、共通券も販売されているので、併せて訪れてみてはいかがでしょうか。
- 鹿児島県西之表市西之表7528
- 0997-22-2101
・開館時間:9:00~17:00
・休館日:毎月25日(7・8月、日曜は除く)
・入館料:大人200円、高校生150円、小・中学生100円
21.お土産にも◎県指定の伝統的工芸品を作る「池浪刃物製作所」
鹿児島県指定の伝統的工芸品である本種子鋏(ほんたねばさみ)と本種子包丁。伝統ある匠の技を用いて、1本1本真心を込めて製造しているのが「池浪刃物製作所」です。
本種子鋏は同じ形の刃を2枚合わせることで、右利きでも左利きでも同じように使えるのが特徴。使いやすさと切れ味の良さを気に入り、愛用する人も多いそう。
どちらも愛着を持って長く使える道具。種子島を訪れたら、記念に1本購入してはいかがでしょうか。
- 鹿児島県西之表市池田9881
- 0997-22-0513
・営業時間:9:00~17:00
22.思い出作りにぴったり!陶芸&染め物体験ができる「陶染工房 美ほう庵」
種子島の旅の記念におすすめ!西之表港から車で約5分、アクセスの良い市街地にある「陶染工房 美ほう庵」で、陶芸や染め物体験をしてみませんか?
陶芸体験は、成形から絵付けまで1度でできるのがポイント。電動ろくろ・手びねり・たたら作りから選べて、大皿や小皿、箸置きなどを作れます。絵付けまで済ませたら、あとは工房で仕上げをして約2ヶ月後に完成品を送ってくれます。
染め物体験では、種子島で採れた草木を使用します。自然の風合いと模様を楽しめるハンカチやストール、トートバッグなどを作れますよ。どちらの体験も小学4年生から可能で、小学3年生以下は保護者と一緒に参加できるので、家族旅行のイベントにもぴったり!
体験以外にも、工房で作られた作品の販売もしています。また、予約をすればランチやカフェ利用もできますよ。海の見える工房で、種子島時間を満喫しましょう。
- 鹿児島県西之表市西之表6490-2
- 0997-23-0326
・営業時間:9:30~日没
・定休日:不定休
23.弥生時代に思いを馳せて…国の重要文化財「広田遺跡ミュージアム」
弥生時代後期から7世紀にかけて使用された集団墓地である「広田遺跡」。出土したアクセサリーなどの貝製品は、国の重要文化財に指定されています。
現在では敷地内に広田遺跡を紹介する「広田遺跡ミュージアム」も造られ、出土品も展示中。映像や展示を交えながら当時の生活について学べます。
貝のアクセサリー製作をはじめとしたさまざまな体験教室も開催しているので、子供連れにもおすすめですよ。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町平山2571
- 0997-24-4811
・開館時間:9:00〜17:00
・休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
・入館料:大人300円、中学生以下
24.手つかずの自然が残る「宝満神社」「宝満の池」
18人の従者を連れてこの地に降臨したと伝えられる玉依姫(タマヨリヒメ)を祀る「宝満神社」。毎年4月頃に開催される古式の田植え祭りも有名です。
宝満神社の近くには、島内最大の面積を持つ淡水湖で、馬立の岩屋とつながっているという伝説がある「宝満の池」もあり、神秘的な雰囲気を味わえます。湖の周辺は古くから神社の聖域とされてきたため、今でもほぼ手つかずの自然が残っています。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町茎永
種子島の恵みを堪能する
最後に紹介するのは、種子島のおいしいお酒と温泉!島の自然がもたらす恵みを、ぜひ堪能してから帰りましょう。
25.蔵元見学や試飲もできる!「高崎酒造」
種子島は芋焼酎発祥の地ともいわれていて、現在も名産品の1つとなっています。
「高崎酒造」は、1903年(明治36年)から種子島で焼酎造りを続けている酒蔵で、代表銘柄は「しま甘露」。芋のホクホクとした甘みが感じられる焼酎です。種子島が誇るサツマイモ・安納いもを使用した「しま安納」も人気!
事前に予約をすれば蔵見学も可能です。試飲もできるので、焼酎好きはぜひ立ち寄ってみてください。
- 鹿児島県西之表市安納字苗代岡1861-2
- 0997-25-0707
・営業時間:9:00~18:00
・定休日:日曜、お盆、年末年始
26.新鮮な地魚や加工品・冷凍品がずらりと並ぶ「南種子町漁港協同組合 天空のパラダイス」
種子島ならではのお土産をゲットするなら「南種子町漁港協同組合 天空のパラダイス」がおすすめ!目印となるロケットのモニュメントが出迎えてくれます。
漁協直営だけに、店内には新鮮な地魚をはじめ、加工品や冷凍品がずらりと並びます。魚食普及を推進するために、低価格で販売しているのがうれしいポイント!種子島名物のアサヒガ二も探してみましょう。クール便で直送して、旅行の余韻に浸りながら、自宅で魚介料理を堪能することもできちゃいます。
魚以外にも、安納芋のお菓子や黒糖、赤米など種子島の特産品も販売。本種子鋏や本種子包丁といった工芸品までそろっています。
さらに、種子島宇宙センターで人気のグッズを集めた販売コーナーもあるから、宇宙センターに行きそびれた人もこちらで入手できますよ。宇宙食のお土産はいかが?
- 鹿児島県熊毛郡南種子町中之上2753-26
- 0997-26-1556
・営業時間:8:30~19:00
27.療養泉とサウナに癒やされる「種子島温泉 赤尾木の湯」
種子島で1日遊んだら、大地の恵み、温泉で疲れを癒やしましょう!
西之表港から徒歩5分、種子島あらきホテルに併設された「種子島温泉 赤尾木の湯」は日帰り入浴もできる、島内初の源泉かけ流し温泉です。地下1,500mから湧き出る温泉の泉質は、ナトリウム−炭酸水素塩温泉の弱アルカリ性で、美肌の湯として知られます。ポイントは単純温泉ではなく“療養泉”ということ。医療的な効果が期待できる、まさに癒やしの温泉です。
清潔感のある浴場には、内湯や露天風呂もありますが、サウナも魅力的。男湯にはロウリュを楽しめるドライサウナが、女湯にはスチームサウナがあります。サウナで心地良い汗を流してととのえば、一日の疲れも吹き飛びそう。
赤尾木の湯は早朝から深夜まで営業していて1日料金もあるので、朝入って夜も入るという手もあります。種子島の大地の恵みを存分に楽しんでください!
- 鹿児島県西之表市西町78
- 0997-22-1555(種子島あらきホテル)
・営業時間:6:00~23:00
・定休日:無休 ※年に数回臨時休業あり
・入浴料:[大人]1回800円、1日1,000円 [3歳~小学生]1回400円、1日500円
観光とアクティビティで、種子島の自然を楽しもう!
種子島の魅力的な観光スポットの数々、いかがでしたか?
種子島は新海誠監督によるアニメーション映画『秒速5センチメートル』や、アドベンチャーゲーム『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』の舞台となっており、聖地巡りをしてみるのも面白いかもしれませんね。
豊かな自然に囲まれている種子島は、アクティビティ好きにもたまらない場所です。アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ほかにも種子島で楽しめるアクティビティを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
(編集部注*2021年10月4日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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