
【小樽観光】冬の小樽を200%楽しめる!大人気イベント「小樽雪あかりの路」4つの見どころ! 2016.03.04 積丹・小樽
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「運河の街」として全国的にも有名な北海道・小樽市(おたるし)は、運河沿いの倉庫群をはじめ、歴史的建造物が建ち並ぶレトロな外観と、北海道ならではの新鮮な海産物を使ったお寿司といったグルメなどで人気の観光地。
冬には、明治大正期に繁栄を誇ったという昔懐かしい街並みが白銀一色に覆われ、ひときわロマンティックな光景が目の前に広がります。ウィンターシーズンだからこそのカジカ、タラ、ヒラメといった海産物は、頬が落ちるほどの美味しさと、地元民はもとより、全国の小樽ファンが太鼓判を押します。
そんな冬の小樽を200パーセント楽しめるのが、毎年2月上旬から中旬頃にかけて10日間に渡り、小樽市民や地元商店街などが街を挙げて行っているイベント「小樽雪あかりの路(みち)」です。期間中は街中が無数のキャンドルに照らし出され、幻想的な雰囲気に包まれます。
例年50万人以上もの来訪者数を記録するこの大人気イベントの4つの見どころをご紹介します!
1.運河会場:運河に浮かぶ無数のキャンドルがレトロな街並みを照らし出す
https://www.instagram.com/p/BQe6i2fhnVi/
今年(2016年)で第18回目を迎えた「小樽雪あかりの路」は、2016年は2月5日~14日、毎日午後5時から9時まで開催され、大きな反響を呼びました。
「小樽雪あかりの路」のメイン会場は、小樽運河沿いの「運河会場」、1985年に廃線となった鉄道・手宮線(てみやせん)跡地を利用した「手宮会場」の2つがあります。
https://www.instagram.com/p/BQfhwZoA75S/
小樽の代表的なシンボルであり、イベント期間中、水面にも無数のキャンドルが浮かべられる「運河会場」は、一番の見どころでしょう。中でも、運河の両岸に並ぶ古風な街灯とレンガで造られた重厚な倉庫群は、最も見応えのあるものです。運河沿いの散策路にもキャンドルやオブジェが多数設置され、まさしく夢のような風景に。
ちなみに、メインの2会場で使用されるキャンドルの数は、約4万本だそう。
運河の端から端までゆっくりのペースでも、歩いて30~40分程度です。歩き疲れたら、近くの「運河プラザ」で暖を取ったり、小樽スイーツの人気店「小樽洋菓子舗ルタオ」や、ミシュラン一つ星の寿司の名店「伊勢鮨(いせずし)」などに立ち寄るのも一興です。
2.手宮会場:約20メートルのスノートンネルが見もの!キャンドルライトの中、記念撮影も
もう一つのメイン会場「手宮会場」には、かつて貨物線として小樽を支えた手宮線のレールに沿って、キャンドルやオブジェが並べられ、壮観となります。
ちなみに手宮線は、北海道最初の鉄道である官営幌内鉄道の一部として明治13年(1880年)に開通。一時は石炭や海産物の搬送で賑わったものの、輸送量の減少により昭和60年(1985年)に廃止されました。その手宮線のレールが残されている跡地は、近年観光スポットとして注目を浴びています。
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「手宮会場」の名物は、雪で作られた約20メートルのスノートンネルです。トンネル内や周辺には、ボランティアスタッフが一つ一つ手作りしたスノーキャンドルが、炎を揺らしながら、優しく瞬きます。
また、会場内には記念撮影スポットも用意されています。無数のキャンドルの光の中で写真に収まる貴重な体験ができると、こちらもカップルやファミリーなどから人気を集めています。
3.天狗山会場:「北海道三大夜景」を眼下に。展望レストランはデートに最適
https://www.instagram.com/p/BSI6mK8g7hb/
小樽市の中心部より南西に位置する天狗山は、山頂の展望台やスキー場などがあって、市内外の人々からリゾート地として親しまれています。展望台からは、小樽市街と石狩湾を一望することができます。
この天狗山から眺める夜景は、函館山、藻岩山(もいわやま)と並んで「北海道三大夜景」の一つに数えられるほどの絶景です。
山頂と山麓の間は「小樽天狗山ロープウェイ」で結ばれており、展望台まで手軽に行くことができます。山頂には展望台だけでなく、デートにぴったりの展望レストランもあります。
https://www.instagram.com/p/BBeqIrHKFpf/?tagged=%E5%A4%A9%E7%8B%97%E5%B1%B1
「小樽雪あかりの路」の期間中、天狗山山頂では「天狗山会場」として樹々のライトアップが行われ、ファンタスティックな光のオブジェも飾られます。こちらでは雪に包まれた市街を眼下に、他の会場とはひと味違った光景を堪能できます。
4.朝里川温泉会場:写真撮影で人気のスポット。期間限定のカフェも好評
https://www.instagram.com/p/zAfPKYMyGH/
JR函館本線・小樽駅からバスで約25分、札樽自動車道・朝里(あさり)インターチェンジより車で約5分の距離に設置されるのが、「朝里川温泉(あさりがわおんせん)会場」です。小樽市の南東にある朝里川温泉は、旅館やホテルの他、貸し別荘やオートキャンプ場なども整備されている話題の観光地となっています。
https://www.instagram.com/p/BQGOuExFDkr/
「小樽雪あかりの路」において準メイン会場であり、約1万本のキャンドルを使用する「朝里川温泉会場」は、プロアマを問わず様々なカメラマンが集う場所として知られています。朝里川に浮かぶ無数のキャンドルが、ゆらゆらと水面で揺らめく様は、何とも言えない風情があります。川畔の散策路や林の中、ウッド調のコテージなどにもキャンドルが灯され、暖かい光を放ちます。
2016年初の試みとして、期間限定のカフェ「Snow Light Village(スノーライトビレッジ)」がオープン。木のぬくもりと花に囲まれた「村人たちの小屋」、炭火で作った村人たちのおもてなし料理などで、降り積もる雪の中、ほっこりしたひとときも過ごせます。
■「小樽雪あかりの路」:イベント基本情報
・開催期間:毎年2月上旬から中旬頃まで10日間(※2016年は2月5日~14日に開催)
・開催時間:期間中、毎日17:00~21:00
・アクセス:JR函館本線・小樽駅より徒歩約8分(運河会場)、その他詳細は「小樽雪あかりの路」公式ホームページをご覧ください。
冬だけじゃない!夏も人気の小樽・積丹でアウトドア体験がおすすめ!
Photo by そとあそび
ここには書ききれないほど見どころ満載の「小樽雪あかりの路」ですが、夏の小樽も絶好の避暑地としておすすめです!
札幌から小樽市まで快速電車で約30分、高速道路を利用すると車で約35分、少し北に上って車で2時間弱の積丹半島(しゃこたんはんとう)まで足を伸ばせば、「積丹ブルー」と呼ばれる美しい海を堪能することも可能です。
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積丹エリアでは、高さ100メートル以上もの絶壁が続くワイルドな景色を見ながら、海上の巨大洞窟を目指す初心者向けシーカヤックツアー「H2Oアドベンチャー 積丹シーカヤック」(※5月~11月上旬頃まで開催)など、この地域ならではの大自然の魅力を満喫できるアウトドア体験ツアーも行われています。
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