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2016.2.22

事故多発!沖縄でシュノーケリングする際の対策情報まとめ

小さいお子様からシニア層まで幅広いファンがいるマリンアクティビティの「シュノーケリング」ですが、残念ながら事故も多発しています。安全に楽しくシュノーケリングするためのポイントを紹介します!

ダイビングより軽装備でライセンスも不要で、誰でも気軽に楽しめるのが魅力のシュノーケリング。しかし、その手軽さゆえに安全対策を講じない人も増えているため、近年、沖縄ではシュノーケリング事故が急増しています。

実は今、海の事故が全体的に減少傾向にあるのにもかかわらず、シュノーケリングの事故が著しく増えています。なかでも、沖縄県外からの観光客の事故と40歳以上の中高年の事故が特に目立っているようです。

そこで今回は、沖縄の海を安全に楽しむための正しい知識と情報をご紹介します。

沖縄で実際に起きた事故

photo by dreamsky

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平成26年中に沖縄で発生したシュノーケリング最中での事故数は17件(水難事故の1/4以上を占める)。

うち県外からの観光客の事故は12件もあり、8名が死亡しました。

シュノーケリング中に溺れ、女性観光客2名が死亡(宮古島/平成26年)

平成26年8月14日(木)午後4時45分頃、友人3人で宮古島を訪れて、砂山ビーチでシュノーケリングを楽しんでいた30代の事故者2人が海上に浮いているとこを発見されたが、その後、2人共、死亡が確認された。2人は何らかの原因で溺れたと思われるが、両名共、ライフジャケットを着用していなかった。
引用 – 沖縄県警察

シュノーケリング中に家族4人流され3人死亡(伊良部島/平成27年)

10日午後4時5分ごろ、宮古島市伊良部の渡口の浜で、兵庫県から訪れシュノーケリングをしていた家族4人が波に流された。祖父(72)、父親(47)、長男の小学6年生(12)の3人が心肺停止状態で発見され病院に搬送されたが、午後6時30分までに病院で死亡が確認された。小学3年生の長女(8)は意識があるという。

警察や消防によると、一家は祖父母と両親、子ども2人の家族6人。父親と子ども2人はライフジャケットを着用していたが、海に入った直後に流されたという。
宮古島地方気象台によると事故発生当時、現場付近の海域では2メートル程度の波があったとみられる。注意報や警報は出ていなかった。現場付近の海域には、台風13号の影響でうねりが残っていたとみられる。
引用 – 琉球新報

シュノーケリングの3大事故原因

【1】海水の誤飲などによるパニック

優雅に楽しく海を浮遊しているように見えるシュノーケリングですが、突然パニックに陥る可能性があることを覚えておきましょう。

シュノーケリングする際、シュノーケル・マスク・フィンという道具を使いますが、正しい使い方や安全に楽しむための知識を身に付けていないと大きな事故を引き起こしかねません。

<例>
・シュノーケルの筒の中の海水を外に出すことがうまくできずに海水を誤飲
・マスクの中に海水が入ってきたためビックリしてしまい海水を誤飲
・フィンがうまく使えず溺れる

道具の使い方に慣れていないと事故を起こしてしまいます。きちんと海中で実践できるように、事前に練習したり、事故を防ぐための知識をガイド等から教えてもらうことが大切ですね。

【2】離岸流(リーフカレント)による漂流

photo by Wikipedia

離岸流とは名前の通り「波打ち際から沖合に向かってできる海の流れ」で、局所的に強い引き潮のことを指します。サンゴ礁に囲まれた沖縄の海岸では「リーフカレント」と呼び、毎年リーフカレントが原因とみられる水難事故が発生しています。

熱帯魚や珍しい海中生物は主にサンゴ礁の周辺に生息しているため、シュノーケリングに夢中になっている間にリーフカレントに巻き込まれ、知らないうちに沖合まで流されてしまうケースも少なくありません。

もし離岸流やリーフカレントに巻き込まれたら、まず落ち着いて対処することが大切。潮の流れは速い場合は秒速2メートルほどで、トップスイマーの速度に匹敵するほどと言われています。

そのため泳ぎが達者な人でも前進することができず、パニックに陥って一気に体力を消耗してしまうケースがあります。

泳ぎに自信があれば、砂浜と並行に泳いで急流から抜け出すか、流れに身を任せて波が穏やかになった辺りで岸に向かって戻れますが、最大の予防法はリーフカレントが発生しやすい場所での遊泳を避けること。地元のガイドや監視員などから情報を集め、安全にシュノーケリングを楽しみましょう。

【3】危険な生物

photo by Wikipedia

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海遊びの鉄則は「わからないものは触らない」です。陸上でも有毒生物はたくさんいますが、水中には想像以上に猛毒を持った生き物がたくさんいることを覚えておきましょう。ハブクラゲ、ウミヘビ、オニヒトデなどなど・・・

ただ、陸上の生き物と違い、危険生物の方から人間を襲うことは滅多にありません。つまり、基本的には人間の方に非があるんです!見た目が色鮮やかでかわいいからといって、むやみに触らないようにしましょう。

■ウミヘビ

photo by あらP

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ウミヘビは強い神経毒を持ち、噛まれると神経がマヒして動くことができなくなります。

刺されたら毒を口で吸い出しながら、早急に病院へ運びましょう。

■ゴンズイ

photo by hiroshi-n

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ゴンズイは背ビレと胸ビレに強力な毒棘を持ちます。

刺されたら目に見える大きな棘は取り除き、40〜45℃程度のお湯につけましょう。

■ハナミノカサゴ

photo by taka

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ハナミノカサゴは、背ビレと腹ビレ、臀(しり)ビレに毒を持ち、脅かすと背ビレを立てて威嚇してきます。

刺されたらゴンズイ同様棘を取り除き、お湯につけましょう。

■ガンガゼ

photo by F360

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ガンガゼはウニの一種で、長く鋭い棘は折れやすく、刺さると激しい痛みに見舞われます。

ゴンズイ同様の対処で大丈夫ですが、折れた棘が体内に残っている場合がありますので、病院に行きましょう。

■オニダルマオコゼ

photo by marinescape

photo by marinescape

オニダルマオコゼは背ビレをに毒を持ち、色や形が石や砂に似ているので、踏みつけて刺されることが多くあります。

刺されたらゴンズイ同様の対処をしましょう。

■オニヒトデ

photo by mochi_maru

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オニヒトデは直径約30cmもあり、するドクドクのある棘を持っています。日中は珊瑚に隠れていることもあるので、むやみに手を入れないようにしましょう。

刺されたらゴンズイ同様の対処をしましょう。

■アンボイナガイ

アンボイナガイは、殻の長さが約10cmほどの大きな巻き貝で、身体に毒舌歯を持っています。

刺されても痛みはありませんが、体がしびれるため溺れる可能性があります。

刺されたら毒を口に吸い出し、早急に病院に運びましょう。

シュノーケリングを楽しむためのポイント

ツアーに参加しましょう!

一見、簡単そうで誰でも楽しめるイメージがあるシュノーケリングですが、道具の正しい使い方や、海での泳ぎ方など、覚えることがたくさんあります。

そこで、経験豊かなインストラクターなどの指導を受けられる初心者向けのツアーに参加することをおすすめします。

海での単独行動による事故を回避することもできますし、危険生物に関する知識も学べますので、まずはツアーに参加してインストラクターと一緒に泳いでみましょう。

指示に従う!

沖縄の海は透明度も高く一見安全そうに見えます。しかしそこは海です。様々な危険が潜んでいますので、海ではインストラクターの指示に必ず従いましょう。

シュノーケリング経験者でツアーに参加せず個人でシュノーケリングを楽しむ場合は、ビーチの監視員や地元のガイド等に海の情報を聞いたりして自分なりに安全対策を講じましょう。

ウェットスーツを着用しましょう!

沖縄の海は海水の温度が高いので、時期や場所によっては水着だけで楽しむこともできます。しかし、肌の露出が多いと危険生物や岩場に接触して思わぬ事故や怪我をしてしまう可能性もありますので、ウェットスーツの着用をおすすめします。

体調管理は万全に!

水中では思っている以上に体力を消耗しがちです。普段から体を動かしていたりして体力に自信がある人でも、慣れない道具を使いながら水中を動くのは至難の業です。

そのため、シュノーケリングする前には体調を万全に整えた方が良いでしょう。少しでもいつもと違う様子があった場合は、無理せずシュノーケリングをキャンセルする勇気も持ちましょう。

「せっかくの休暇だから」「遠くまで旅行に来たんだから」と無理をしてしまうと、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。海はいつでも待っていてくれるので、しっかり体調を整えたうえで海に向かいましょう。

パニックに陥らないこと!

海での事故の大半は、パニックによるものです。普段、陸上で生活している私たちにとって海は「非日常」です。そのため、予想外の事態が発生した場合パニックに陥ってしまいがちです。

しかし、パニックに陥ると正常な判断をすることが難しくなってしまうので、いつでも落ち着いて平常心でいることが大切です。

初めて体験するならツアーがおすすめ

沖縄でシュノーケリングを初めて体験するなら、ツアーに参加することをおすすめします。美しい海で楽しい思い出を作りたいなら、やはり安全に楽しみたいですよね。

アウトドアレジャー専門予約サイト「そとあそび」では、経験豊かで沖縄の海を知り尽くしているガイドと一緒に泳げる安心安全のツアーをご紹介しています。

(編集部注*2015年11月25日に公開された記事を再編集したものです。)

掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

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yasuko

yasuko

東京生まれ、海外育ち。小さい頃からいろんなスポーツをやりながら育ち、今は3人の子供たちと一緒に「そとあそび」を楽しんでます。

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