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カヌー・カヤック体験レポート・特集

カヌー・カヤックの基礎知識

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カヌーは万人が楽しめる、多様なアウトドアレジャーだ!


カヌーに乗って水の上を進む。初めて体験されるかたにとって、カヌーにはこれまでに経験したことのない目線(景色)と、水面を滑るような感覚に新鮮な驚きと感動があることでしょう。また、ある程度乗りこなせるようになると、ホワイトウォーター(白く泡立つ急流)を下りながら、スリルと爽快感を味わうなんてことができます。そんな水や自然との一体感、開放感がカヌー最大の魅力と言えるでしょう。

カヌーは特別な人たちの楽しみといったイメージをお持ちのかたもいらっしゃると思います。ですがそんな事は全くありません。むしろ年齢、性別に関係なく、どんな人でも楽しめるアウトドアレジャーなのです。今回の特集では、「カヌーって何?」という基本的な疑問から、いろんなカヌーのそれぞれの楽しみ方までご紹介します。あなたの遊びスタイルにあったカヌーを見つけていただければ幸いです。

【カヌーって何?】

川・湖・海など、水面を人の力だけで漕ぎ進む小船。カヌーは、進行方向を向いて漕ぎ進むものの総称です。(ボートは進行方向に背を向けて漕ぎます。)その中でも、シングルブレードパドル(シャフトの片側のみに水を捕まえるところ(ブレード)がある)で漕ぐものをカヌー、ダブルブレードパドル(シャフトの両側に水を捕まえるところがある。)で漕ぐものをカヤックと呼びます。

【カヌー・カヤックの種類、それぞれの楽しみ方】


ひと口にカヌーと言っても、使用用途や目的によって様々な種類があります。船の形状や素材の違い、静水用・川用・海用など、利用フィールドの違いによってであったり、川旅がしたいのかスポーツとして楽しみたいのかなど、目的・用途によっても様々なものがあります。ここでは、レジャースポーツとしてのカヌー・カヤックの種類や楽しみ方を紹介します。

ファルト・ボート(フォールディング・ボート)


flatboat_2主な使用フィールド 川・湖・海
全長 4m〜5mほど

コンパクトに持ち運びも出来る。
のんびり旅を楽しむのならファルト・ボート!


faltboat_1ファルトボートとは、コンパクトに折りたためる船のことを指します。骨格となるフレームと、それを包み込む船体布からできており、折りたたんで収納袋にいれればバックパックのように担ぎ持ち運ぶことができます。

ファルトボートにも、デッキが覆われているカヤックタイプと、オープンデッキのカヌータイプがあります。川をツーリングするものだけでなく、船尾にラダー(舵)のついた海用のものもあります。

【遊び方】


ファルトボートは、ホワイトウォーター(激流)のためのものではなく、中流域や湖などでのんびりと楽しむという色合いのつよいカヌーです。

ザックに収納してしまえば、電車などに手荷物として持ち込むことや、宅配便でツーリングのスタート地点に送ることもできます。何泊もしながらの川下りや湖上ツーリングには最高の船といるでしょう。

インフレータブル・ボート(ダッキー)


ducky_2主な使用フィールド 川・湖
全長 3m〜5mほど

抜群の安定性!
手軽にホワイトウォーターを楽しめる。


ducky_1インフレータブルボートとは、空気で膨らませて形成させる船の中でも、1〜2名乗りのカヤックもしくはカヌーのことをいいます。お尻を振るように流れ下る姿が、アヒルに似ていることからダッキーとも呼ばれています。エアチューブの組み合わせで出来ているため、浮力はとても高く安定性は抜群です。空気を抜けばコンパクトに収納でき、手軽に持ち運べます。

【遊び方】


もともとは、ホワイトウォーターを手軽に楽しむために作られた船ですが、現在は様々なフィールドで使われています。ホワイトウォーターでのダウンリバーだけでなく、キャンプ道具を積み込んでのバックパックツーリングまで、オールラウンドに使うことができます。

プレイボート


playboat_2主な使用フィールド 川
全長 2m〜3mほど

運動性能No1!
ホワイトウォーターをガンガン攻める!


playboat_1プレイボートは、ホワイトウォーターで遊ぶために作られたカヤックで、現在最もポピュラーなカヤックです。多くの船がポリエチレンという耐衝撃性の高い素材で出来ています。

プレイボートの中にも、ダウンリバーを楽しむためのものから、ロデオ(川の流れを使いサーフィンしたり、垂直に立ち上がったり、回転するなどの派手な動き)テクニックためのものまで各種あります。運動性能No1のカヤックです。

【遊び方】


ビギナーからエキスパートまで、幅広く楽しめるのがダウンリバーです。それぞれのスキルにあった川を選んでツーリングすれば、レベルに関係なく楽しむ事が出来ます。ただし、のんびりと下るだけでなく、ホワイトウォーターを積極的に攻めながら下りるのが醍醐味と言えます。
他にも、ロデオと呼ばれる競技会も盛んに行われています。これは川の流れを使い、船を縦に立ち上げたり回転させるなど三次元的な動きを楽しむ遊び方です。競技ではその技の難易度によって得点を争います。

シーカヤック


sea_kayak_2主な使用フィールド 海・川
全長 5m〜6mほど

海上散策にはもってこい。
長距離だってスイスイ〜!


sea_kayak_1シーカヤックは、他のカヤックに比べ全長が長く直進性が高くなっています。小回りはあまり効きませんが、長時間や長距離のパドリングに向くように作られています。艇尾には方向を変えるためのラダー(舵)がついている物も多く、両足のペダルを使いラダーを操作することで船の進行方向を変えることが出来ます。

元々旅の道具であるため、なるべく身体に負担を与えず楽に長時間漕げる仕組みになっています。シーカヤックにも、リジットタイプ(一体形成)だけでなく、フォールディングタイプ(折り畳み式)のものもあります。

【遊び方】


安定感があり初心者でも比較的簡単に乗ることが出来るので、海上散策にはもってこいのカヤックと言えます。もともと海を旅するためのカヌーですから、多くの荷物を積んで長距離走行も可能です。海岸線を散策するお手軽ツーリングから、数日間のキャンプツーリングまで遊び方は自由自在です。

カナディアンカヌー


canadian_canoe_1主な使用フィールド 湖・川
全長 4m〜5mほど

積載量No.1
ファミリーでゆっくり楽しめる!


canadian_canoe_2デッキが覆われていない船で、カナディアンカヌーやインディアンカヌーなどの名称で呼ばれており、シングルブレードパドルで漕艇します。

乗船出来る人数や、積載量も多く解放感を楽しみながらのパドリングが可能です。カナディアンカヌーにも、リジットタイプ(一体形成)だけでなく、フォールディングタイプ(折り畳み式)のものもあります。

【遊び方】


積載量No.1。親子3人で湖をゆっくりと散策、なんてこともできます。多くの荷物が積めるのでキャンプ用品を積んで何日もかけてのカヌーツーリングもできます。カナダでは、何百キロも川旅をする人も珍しくありません。カヌーの上からフライフィッシングやルアーフィッシングを楽しみたい人には、より安定性のある横幅の広い釣り用のカヌーもあります。

【カヌーの歴史】

スポーツ・レジャーとしての近代カヌーの始まりは、150年ほど前からと言われています。1865年、スコットランドの弁護士ジョン・マッグレガーが、カヌーでバルト海、スエズ運河、ヨルダン川など多くのヨーロッパの川を下ったことが刺激となって、近代カヌーは発展していったとされています。

カヌーそのものの歴史はとても古く、太古の人々が水上交通の道具や狩猟の道具として作り、世界各地で文明とともに発展していきました。

南方や日本にも見られるように、原始人が木の幹にまたがって手で漕いだもの、木の中をくり抜いて船首船尾を尖らせ、船の形を作り、かいは手から木の枝へ、次に木で作ったかいにと進化していったものと考えられています。

丸木船は、縄文前期にはすでに使用されていました。長野県・野尻湖では、1500年〜2000年前のものとみられる丸木船が発見されています。

このような近代カヌー以前の小船は、世界各地にあります。グリーンランドのイヌイット(エスキモー)が海で狩りをするためにアザラシの皮を張ってつくった船が、カヤックの原型となっており、カナダの先住民が湖沼や川の連絡用や狩猟用に木をくりぬいてつくったものが、カナディアンカヌーの原型となっています。

この他にも、ポリネシア、ミクロネシアなどの南太平洋の島々やインドネシアでは、パンの木などを利用して様々なカヌーを作り上げました。2つのカヌーに木を渡して繋いだ双胴船(ダブルカヌー)や、安定性を増すためフロートを横に張り出したアウトリガーカヌーなどが主なもので、これらに帆を張り3000キロを超える遠洋航海に出かけていたといいます。

遊び方はあなた次第!
カヌーの魅力を存分に楽しもう!


あなたの興味をくすぐるカヌーは見つかりましたか?

今回は、旅やレジャースポーツとしてのカヌーを紹介し、遊び方にも触れてきました。しかし、今回紹介したそれぞれのカヌーの遊び方は、ほんの一例にしか過ぎません。

カヌーは、遊び道具・移動手段の一つであり、どのように使い楽しむかはあなた次第です。カヌーを使えば、週末のお出かけやキャンプなども、更に遊び方は広がることでしょう!!

そとあそびでは、今回紹介したカヌー・カヤックの入口として、初心者参加OKの体験ツアーを紹介しています。どのツアーも、漕ぎ方を教えるだけでなく、そのカヌーを使って如何に遊ぶかにこだわったガイドツアーばかりです。

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